“文具王”高畑正幸が贈る「文房具」本の決定版が登場 人気の〇〇語辞典シリーズ最新作

 文具王として文房具ファンを中心に高い知名度を誇る高畑正幸による著作、『文房具語辞典』が誠文堂新光社から1月14日に発売される。

 文房具への豊富な知識をもつ高畑が、定番文房具から人気商品、国内外のメーカー・ブランド、重要人物、歴史、しくみ・機能、文房具にまつわるフレーズまで、800語以上にのぼる用語を解説している。

 また、書籍の巻頭では誰もが知っておきたい「文房具の基礎知識」を掲載。国内外のメーカーマップや万年筆の仕組み、ボールペンのインクの種類や原理などを解説。さらに、古代から現在に至るまでの文房具の歴史が一望できる「文房具年表」の綴じ込み付録も付いている。

■目次抜粋
はじめに
この本の楽しみ方
文房具の基礎知識
あ行(アーム筆入/一貫斉国友藤兵衛/エイジング/鉛筆/オートマチック開閉/お迎えする ほか)
か行(カード文具/学習帳/曲尺/カンペンケース/京大式情報カード/首チョンパ/消しゴム ほか)
さ行(ジェットストリーム/什器/ジョゼフ・プリーストリー/スパイメモ/セミB5/ゼムクリップ ほか)
た行(大学ノート/立つペンケース/チームデミ/チャック/デコる/鉄筆/トンボユニオンズ ほか)
な行(名入れ/長刀研ぎ/ニコラ・ジャック・コンテ/日本文具大賞/ぬらぬら/ノーカーボン紙 ほか)
は行(バイブルサイズ/びんぼう削り/福澤諭吉/フリクション/文房四宝/ボンナイフ ほか)
ま行(マジックインキ/マスキングテープ/万年筆/ミシン目カッター/目玉クリップ/毛細管現象 ほか)
や・ら・わ行(矢立/リビガク/リフター/レバーファイル/ローレット加工/和文タイプライター ほか)
おわりに
参考文献
綴じ込み付録 文房具年表

■高畑正幸(たかばた・まさゆき)プロフィール
1974年香川県丸亀市生まれ、文房具デザイナー・研究評論家。千葉大学工学部機械工学科卒業、同自然科学研究科(デザイン心理学研究室) 博士課程前期修了。小学校の頃から文房具に興味を持ち、文房具についての同人誌を発行。テレビ東京の人気番組「TVチャンピオン」の「全国文房具通選手権」に出場し、1999年、2001年、2005年の3連続で優勝し「文具王」と呼ばれる。文具メーカーサンスター文具にて13年の商品企画・マーケターを経て独立。日本最大の文房具の情報サイト「文具のとびら」の編集長。文房具のデザイン、執筆・講演・各種メディアでの文房具解説のほか、トークイベントやYoutube等で文房具を様々な角度から深く解説する講義スタイルで人気。著書に『究極の文房具カタログ(増補新装版刊)』『究極の文房具ハック』(以上、河出書房新社刊)、『文具王・高畑正幸の最強アイテム完全批評』(日経BP社刊)、『一度は訪れたい文具店&イチ押し文具』(玄光社刊)などがある。

■書籍情報
『文房具語辞典』
著者:高畑正幸
出版社:株式会社 誠文堂新光社
定価:1,600円(本体)
発売日:2020年1月14日(火)

関連記事