Snow Man ラウール、広告の世界で際立つ“変身”の巧さ フルグラの妖精、6人のラ王で見せた振れ幅

 Snow Man ラウールが出演する「日清ラ王 袋麺」シリーズの新Web CMが10月30日に公開された。すでに話題を集めている同CMは、今年4月に公開されたカルビー「フルグラ」に続く、ラウールにとって2作目の単独CM出演。今回は1人で6人の“ラ王”を演じ分けるという挑戦をしている。そんな同CMからは、Snow Manとしての活動やモデルとしての活動とはまた異なる、ラウールの表現力を感じることができる。

 「日清ラ王 袋麺」シリーズの新Web CMでは、王冠と赤マントを身に着けた王道の“ラ王”をはじめ、ワイルドな“百獣のラ王”、古代中国の武将を思い起こさせる“古代中華的なラ王”、きらびやかな衣装の“エジプトあたりのラ王”、顔や手をを真っ赤に塗った“閻魔大ラ王”、人魚のような風貌の“海のラ王”と、個性豊かな6種類の王様が登場する。衣装やヘアメイクによって、それぞれまったく異なる人物に見えるが、注目したいのはビジュアルの変化だけではない。ラウール自身も、キャラクターに合わせて表情や声色、立ち居振る舞いを変え、演じ分けているのだ。

日清ラ王CM「ラの民よ!どのラ王を選ぶ? 篇」30秒/ラウール

 たとえば、“閻魔大ラ王”では声を低くしてセリフを話し、最後には「塩とん(塩とんこつ)買わなきゃ、地獄行き!」と目を見開き、笏でカメラを指す。一方、“海のラ王”は優雅に「上陸〜」とポーズを取るシーンからスタート。ラーメンを食べて「ワーオ!」と恍惚とした表情を見せると、「柚子が海風に乗ってきてるわ〜」と身悶えてみせる。こうして見比べてみると、同じ人物が演じているとは思えないほど、それぞれのキャラクターに異なる個性を吹き込んでいるのが面白い。モデル活動でも発揮してきた華やかさやスタイルのよさを活かした表現はもちろん、コミカルな役柄にも思い切り振り切れるところに、ラウールの表現の幅広さが表れているのではないだろうか。

日清ラ王WebCM「ラ王語る、塩とんこつ・柚子しお 篇」90秒/ラウール

 また、今年4月に出演したカルビー「フルグラ」のCMでは、白い衣装に真っ赤なハットというスタイリッシュなビジュアルで“フルグラの妖精”に扮したラウール。商品の世界観に寄り添い、キュートな表情を交えながら、親しみやすさや優しさを表現していたのが印象的だった。今回の「日清ラ王 袋麺」シリーズでは、そんな前作とは異なるアプローチで商品の魅力を伝えている。どちらもラウール自身の持つ魅力を活かしながら、商品のコンセプトに合わせて見せ方を変えている。自分自身のイメージを押し出すだけでなく、求められる世界観に合わせて役割を全うできることも、彼の強みと言えそうだ。

何か食べなきゃフルグラ ママ篇

 Snow Manは9人それぞれの個性や役割が組み合わさることで、グループとしての魅力を生み出している。その中でラウールは、ダンスやモデル活動などを通して独自の存在感を発揮してきた。今回のCMでは、そうした華やかさに加え、ひとりで複数のキャラクターを成立させる表現力も披露。グループの中で見せる姿とはまた違った、コミカルさや芝居の振れ幅など個人としての引き出しの多さを感じさせた。

 同CMは商品の魅力を伝えるだけでなく、ラウールの多面的な魅力を知るきっかけにもなる作品と言えるだろう。モデルやアイドル、そしてひとりの表現者として、今後どんな顔を見せてくれるのか。個人での今後の活動からも目が離せなさそうだ。

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