BAND-MAID、East Of Eden、花冷え。、HAGANEらが示す現在地 広がり続ける女性ハードロック/メタルシーン
海外フェスへ向かうHAGANE、KOIAI、Zilqyら新たな動き
このほかにも、ハードロック/メタル/ラウドロックを軸に、それぞれ異なるキャリアやスタイルで活動の場を広げている女性バンドは少なくない。
ゲームソフトの楽曲をアレンジするバンド・Falcom jdk BANDや『艦隊これくしょん -艦これ-』の公式ガールズバンドC2機関“1MYB”でも活躍するSakura(Gt)や、ガールズロックバンド革命なそどで活動してきたJUNNA(Dr)などがメンバーに名を連ねるHAGANE。Nintendo Switch『CRAZY CHA!N -エルピスの鎖-』のテーマ曲を手がけるほか、今年はデンマークやドイツ、スペインで開催された海外フェスにも出演。12月にはアルバム『Through the Night』をリリースする。さらに9月30日には、オーストリアのメタル専門レーベル Napalm Recordsとの契約を発表している。
幼少時代から“メタルの未来を担う天才”と評されたLi-sa-X(Gt)と元NEMOPHILAのHazuki(Gt)を中心に結成されたKOIAIもその一組だ。革命メロイックのユニカインパクト(Ba)など技巧派揃いのメンバーを擁し、BABYMETALから派生したMETALVERSEのバックバンドも務めている。
さらに、元AldiousのToki(Gt)や元LOVEBITESのMiho(Ba)などがメンバーに名を連ねるZilqyは、“ポストメロディックニューメタル”を掲げて活動。今年10月に1stアルバム『Birth of Riot』のリリースし、同作を冠した全国ツアーを開催中だ。
アニメやゲームの主題歌、国内ライブ、海外ツアーやフェスなど、それぞれのバンドが異なる方法で活動の接点を増やしている。“ガールズメタル”という言葉だけでは括り切れない音楽性の違いも含め、日本の女性ハードロック/メタル/ラウドロック勢が、どのようにリスナー層を広げていくのか。今後の動向にも注目したい。