『EXILE CUP 2026』白熱の決勝レポート 今治の地から広がる“地域共生”と子どもたちの夢

 一時は台風直撃の可能性があったものの、9月20日、今年も無事『EXILE CUP 2026』(主催:株式会社LDH JAPAN、後援:公益財団法人日本サッカー協会、主管:各開催地サッカー協会)の決勝大会が、愛媛県今治市にあるアシックス里山スタジアムで開催された。小学校4年生から6年生までを対象としたフットサルの全国大会として2010年にスタートして以来、たくさんの小学生たちの参加と、多くの人々の協力を得ながら着々と進化を遂げてきた『EXILE CUP』。昨年からは、性別の括りのない「オープンリーグ」のほか、女子チームによる「ガールズリーグ」も合わせて開催するなど、株式会社LDH JAPANの社会貢献活動のひとつであると同時に、今や日本サッカー協会も重要視する育成年代の大会のひとつとして、エンタメ業界以上に、国内外のサッカー関係者からも注目される大会となっている。

 通算14回目となる今大会の決勝大会に参加したのは、全国8地区9会場で行われたオープンリーグの予選大会を勝ち上がってきた9チームと、関東地区と東海地区で行われた予選大会を勝ち上がってきた女子2チーム、さらには開催地枠として招聘された愛媛県の女子3チーム――合わせて14チームだ。LDH JAPANから、橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)、ラモス瑠偉、EXILE TETSUYA(EXILE/EXILE THE SECOND/EXILE B HAPPY)、EXILE NESMITH(EXILE/EXILE THE SECOND)、HINATA&MYU.Y(CIRRA)が応援に駆け付けた『EXILE CUP 2026』決勝大会当日の模様を、今年も以下、詳細にレポートする。

EXILE NESMITH(EXILE/EXILE THE SECOND)
ラモス瑠偉

 今年8月に南北両ゴール裏を中心とした約3500席の増設工事が終了し、収容人数を5316人から8848人へと大幅にアップさせたアシックス里山スタジアム。通常は、現在J2カテゴリーで戦うFC今治のホームスタジアムとして使用されている天然芝の同スタジアムに集まった小学生たちを前に、午前9時30分、まずはLDH JAPANのSocial Innovation Officer(以下、SIO)として各地域で行われた予選大会にも精力的に参加していた橘ケンチが開会の言葉を述べる。その後、ケンチのほうからLDHメンバーの紹介と、それぞれのあいさつがあったあと、創設以来、本大会のアドバイザーを長らく務めると同時に、FC今治のオーナーでもある岡田武史氏がスピーチ(「ルールを守って勇敢に戦って欲しい。勇敢に戦ったら、たとえ試合に負けても負け犬にならない。だから今日一日、勇敢に戦ってもらいたいと思います」)。さらに、改めて本大会の詳細なルール説明があったあと、ウォーミングアップも兼ねて、EXILE TETSUYA監修のもと日本サッカー協会が開発した「クラッキ!ダンス」を、今年も参加者全員で踊り、開会式が終了した。そこからいよいよ、抽選によってA、B、2つのグループに分かれて行われるオープンリーグの予選と、参加5チームが総当たりで成績を競うガールズリーグがスタートする。

橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)
岡田武史氏
EXILE TETSUYA

 ここで本大会のレギュレーションを、改めて振り返っておこう。総天然芝のピッチに設置された4つのコートで同時に行われる予選は、1試合6分ハーフ、休憩2分の計12分で行われる。ピッチ上の選手は5名(うち1名はゴールキーパー)。事前登録された10名以内の選手であれば、試合中の交代は自由だ。今回もまた、昨年同様オープンリーグの予選4試合が同時進行で行われたあと、ガールズリーグの2試合が交互に行われるというスピーディなタイムスケジュールとなっている。

 まずは、10時半頃から13時頃にかけて行われた、オープンリーグ及びガールズリーグの結果から見ていくことにしよう。5チームがエントリーしたオープンリーグのAグループは、4試合を終えた時点で、ISO SOCCER CLUB(栃木県/関東大会代表)、春山少年サッカークラブA(福井県/北信越大会代表)、FC 志文・栗沢(北海道/北海道大会代表)の3チームが、それぞれ2勝1敗1分けで並ぶも、直接対決の結果を反映してISO SOCCER CLUBが首位、春山少年サッカークラブAが2位で決勝トーナメントに進出することになった。4チームがエントリーしたBグループも、Aグループ同様、例年以上に拮抗した戦いが繰り広げられた。その結果、1勝2分けのチーム白百合(熊本県/九州大会2代表)が首位通過、1勝1敗1分けでSUNRISE(香川県/四国大会代表)とヴィクサーレ沖縄FC(沖縄県/九州大会1代表)が並ぶも、直接対決の結果を反映してSUNRISEが2位で決勝トーナメントに進出することになった。

 一方、昨年からスタートし、今年は昼休憩までのあいだに総当たりのリーグ戦を行い、昼休憩後はその結果を反映した順位決定戦を行うことになったガールズリーグには、関東地区と東海地区の予選をそれぞれ勝ち抜いた、ファナティコスガールズ(群馬県/関東大会代表)、鈴鹿グローリィJr(三重県/東海大会代表)の2チームに、開催地枠として昨年と同じく、今治女子クリニック、新居浜Girlsの2チームに、さらにLiventGirlsの愛媛県3チームが加わった計5チームが参加。オープンリーグの試合と交互に行われた予選リーグは、4戦連勝という圧倒的な強さを見せるファナティコスガールズが首位、2勝2敗で鈴鹿グローリィJr、新居浜Girls、LiventGirlsの3チームが並ぶ結果となった。

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