モノブライト、再始動の真実と20年以上ぶりに生まれたロックバラードを語る 「今のメンバーだったらおもしろくできる」
「あえてやらなかったところもあった」――20年以上ぶりのバラード「いつも雨」完成
――で、今のところ、3曲が世に出ていて、3月18日に4曲目の「いつも雨」が出ますけども。曲はまだまだできている?
桃野:めちゃくちゃできてるんです。体感で言うと、9万曲ぐらい。
出口・岩中:(笑)。
松下:でも、本当に25、6曲ぐらいあって。それをみんなで聴いて、スタッフも含めて話し合って、ここまでの4曲を選んだんですけど。
――最初に出した「ジャンピンジャックフラッシュ」は、こんな歌詞を書いたら1曲目にするしかないという曲ですよね。
桃野:この曲は、最初はモノブライトが再始動するためのテーマみたいなインスト曲として作ってたんですけど、作ってるうちに「あれ、これはちゃんとした歌にしたほうが絶対いいな」という肌感があって。1曲目の候補はほかにもあったんですけど、急遽これを完成させて、「1曲目にしたいです」と。
出口:すごく急にね。「これを形にします!」って。
桃野:歌詞は、「応援歌を作ろう」っていうのがもともとなんとなくあったので。これも同じ話で、今までは自分のために歌ってる曲がほとんどだったから、もっと人に届く歌詞にしたいな、っていう。40を過ぎてもまだ自分のことばっかり歌ってるのは、なんかしっくりこなかったのもあって。再始動でもあるし、一緒に頑張れるようなメッセージを残したいな、っていう。
――初期の3曲が歌詞に入っていますけども。
桃野:ああ、そこは……なんて言うんですかね。再始動バンドが必ず通る道として、「過去曲を求められるのはイヤだな」みたいなのって、あるじゃないですか。
――求めちゃいますけどね、絶対。僕もそうだし。
桃野:僕も求めます(笑)。だから、新しい1曲目には過去曲を聴きたがっている人にも刺さるようなギミックを入れたいなと思って。1st、2nd、3rdまでのシングル曲をワンフレーズずつ入れたら、知ってる人はニヤッとできるし、知らない人は普通に楽しんでもらえるんじゃないか、っていう。遊び心的なところですね。
――「君だってパイオニア」は?
桃野:「君だってパイオニア」は、ブリッジがある構成の曲をモノブライトでは作ったことないけれど、「モノブライトっぽいな」とちゃんと思ってもらえるような曲ができたなとできあがった時に思ったので。新曲についてどの曲も共通して言えるのは、遊び心がちゃんと入っていて、みんなのテンションが高いもの、っていう。
出口:「君だってパイオニア」も、2曲目の予定じゃなかったよね。
松下:なかった。コロコロ変わってね。これも「2曲目はこれにしよう」っていう楽曲がすでにあったんだけど、こっちのほうがいいということになって。
出口:だから、曲を選んで決めたあとも桃野さんがずっと曲を書き続けていて。で、この曲を持ってきて、聴いて、みんなで「こっちのほうがいいんじゃない?」ってなって。
桃野:ヒデがいちばん食いついてたよね。「これやりたいやりたい!」って。やりたがりだなあ、と思って。
岩中:(笑)。記憶が曖昧ですけど。
出口:そういうところでも、ヒデの観点がね。さっき話したように、ちょっと別から見ているわけじゃないですか。そういうのが節々でいろいろヒントになっていて。
桃野:気づきが多いんですよ。そこだけは認めざるを得ない。人間性は本当に終わりに近いんですけど――。
岩中:(笑)。
――「この道の続きで」は?
桃野:『Bright Ground Music』の次に何をやろうっていうところでの薄い構想として、パワーポップをやりたいという気持ちがあったんですよ。『Bright Ground Music』の続きの音楽性でやりたい、という。だから、タイトルも「この道の続きで」というタイトルにして。「ジャンピンジャックフラッシュ」「君だってパイオニア」「この道の続きで」は、人の背中を押せるような歌にしたいというところから、作った歌になっていて。
――で、「いつも雨」。
桃野:「いつも雨」も、自分のなかでは背中を押すような曲として作ったんですけど、もっと日常でちゃんと染みる歌というか。今まで恥ずかしがって、あえてやらなかったところもあったんですよね。僕はニューウェーブが好きだから、「バラードなんか歌ってられるか!」という気分もあって(笑)。モノブライトでバラードって、今まで「涙色フラストレーション」しかなかったんです。
――このあいだのライブのアンコールで、この曲をやる前におっしゃってましたよね。
桃野:はい。19歳か20歳の時に作った「涙色フラストレーション」しか、バラードはこれまでなかったので。ちゃんとロックバラードを作ろうと思って。今のメンバーだったらおもしろくできるな、とも思えましたし。ロックバラードでちゃんと背中を押せる、日常に溶け込むような歌を作ろうという感じで作っていきましたね。
――今後はどういうふうに動いていくんですか?
松下:再始動だからといっても、あまり考えていなくて。結局はライブが起点にあって、ライブをやったら楽しかったというところから、あらためて始まっているので。今のライブの手応えとしても「新しいことが始まったな」という実感があるんですよね。それをどんどん突き詰めてやっていきたいです。そこに並行して、新曲もいっぱい作っていって。だから、ライブをいっぱいやっていくと思います。
※1:https://realsound.jp/2026/03/post-2320900.html
■リリース情報
Digital Single『いつも雨』
配信中
配信URL:https://lnk.to/monobright_AlwaysRainTW
■公演情報
『モノブライト 桃野・岩中の“生で”いい加減にもほどがある!」vol.1 @下北沢Laguna』
2026年4月28日(火)OPEN 18:30/START 19:00
下北沢Laguna
<チケット>
来場チケット:https://l-tike.com/monobright/
配信チケット:https://premier.twitcasting.tv/c:laguna_shimokita/shopcart/425189
モノブライト インフォメーション:https://lnk.to/monobright_info
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