73名で作り上げた新しい華やかな時代の一歩 3年ぶり開催、STARTO ENTERTAINMENT『カウコン』を振り返って

松岡昌宏がサプライズでドラムを披露

 そして、今回のステージで、東京ドームを揺らすほどの大歓声が沸き起こった一つが、「宙船(そらふね)」(TOKIO)のパフォーマンスだ。横尾渉(Kis-My-Ft2)、深澤辰哉(Snow Man)、末澤誠也(Aぇ! group)、猪俣周杜(timelesz)に続いて、松岡昌宏がドラマーとしてサプライズ登場した。松岡の姿が見えると、悲鳴のような大歓声に包まれた。5万5千人の視線を一気に集めた松岡は、その歓声へのアンサーのように激しく太い渾身のドラムを響かせる。末澤を皮切りに、メンバー全員が松岡の近くへと駆け寄り、最後はみんなでピースサインで締めくくった。

 続いて「Still…」(嵐)では、目黒蓮(Snow Man)、長尾謙杜(なにわ男子)、中村海人、松倉海斗(ともにTravis Japan)、小島健(Aぇ! group)、原嘉孝(timelesz)がバックステージからパフォーマンス。イントロから大歓声が上がると、ボーカル力を発揮して丁寧に歌い上げた。“サクラップ”のパートでは、原が目黒に近づいて熱唱。原はたまらず涙を浮かべ、その涙を拭う目黒。長いジュニア時代を経て、同じステージに立てる喜びを噛みしめていたようだ。

 「愛のかたまり」(KinKi Kids)では、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、中島健人、橋本良亮(A.B.C-Z)、永瀬廉(King & Prince)が登場。玉森と永瀬の“たまれん”ペアにこれまた大きな歓声があがり、それに応えるかのようにハモリを響かせたのに続き、中島と橋本もハモリを披露するなど特別なペアでの歌唱に会場が酔いしれた。下手をブルー、上手をレッドと、2色のDOMOTOカラーに染める粋な演出も。

 そして会場の熱気をさらに高めたのが「アンダルシアに憧れて」(近藤真彦)。真っ赤に染めた会場に、ハット姿の堂本光一(DOMOTO)がサプライズ登場すると、ここでも会場を揺らすほどの歓声が沸き起こった。佐藤、寺西、原(ともにtimelesz)、川島、松田、松倉(ともにTravis Japan)の“Endless SHOCK”メンバーが勢ぞろい。一瞬にして東京ドームをシアターの雰囲気に変えてみせた。歌う松田に近づいて微笑む堂本など、先輩・後輩ならではのやりとりも。メンバー全員でステージで磨き上げた美しいターンを披露するなど、情熱的で華々しいひとときを届けた。

 堂本は「STARTOとして初めてのカウントダウンで、若い皆さんにバトンタッチしてもらおうと思ったのですが」と切り出し、菊池風磨から「光一くん、出てくれないと『アンダルシア』ができなっす」と、オファーがあったことを明かした。当日が誕生日の寺西を祝ったほか、このメンバー見てわかりますか? と投げかけ、「2025年は、25年ぶりぐらいに“SHOCK”をやらなかった。そういう年だった」と語ると、「そんなことがあっていいんですか!?」と川島。こうしてまたSHOCKのメンバーが集まれた喜びを噛みしめ、嬉しいよ元太と、投げかけると、「いや~光一くん顔がかっこいいっすね!」と松田が笑顔を見せる。川島が「アンダルシア」愛を語ると、「俺の曲じゃない」と堂本。一方、松倉は「“海人”っていわれるのめちゃくちゃ嬉しいです! SHOCKカンパニーだけなんです!」ととびきりの笑顔を見せた。最後に堂本は「ここでおいとまします。みんなで素晴らしい年を迎えてください」と、ステージを後にした。

 ここからはHey! Say! JUMPのステージへ。会場に設置されたメンバーカラーで照らした7基の噴水の演出を使い、「世界がひとつになるまで」を熱唱。リフターがせり上がり、上段のファンに顔を見せながら、幻想的で感動的なステージを届けた。続いて、イントロで歓声が沸き起こったNEWS『「生きろ」』では、3人がせりあがるステージでしっかりと足をふんばり、ひときわ熱い歌唱を届けた。

京セラドーム 大阪からWEST.の中継も

 ここでスモークがステージを覆い、ゴールドの照明の輝き、荘厳なイントロ……SixTONESのロゴが見えると大歓声が起こった。この日のSixTONESは、『COUNTDOWN JAPAN 25/26』、『第76回NHK紅白歌合戦』への出場を経て、東京ドームへとたどり着いた。会場の照明を落とし、スモークでシルエットに。カチカチと時計の音をバックに、メンバーの重厚な歌唱で「Golden」を堂々と披露。大胆なファーづかいの衣装を着こなした6人。ジェシーの合図からはじまる「こっから」。森本慎太郎が「everybody! SixTONESですー!」と叫ぶ。続く「ABARERO」では、センターステージからただならぬ熱気を放ち、間奏からは、会場を赤く染め、ランウェイのごとくバックステージへと練り歩いて爪痕を残した。

 そして最後は出演者全員で「SHAKE」(SMAP)を歌唱。有岡と田中がにこやかに会話を交わしていたほか、大橋がバックステージへと走り、大きくスキップする一幕も。加藤と大橋が最後に猛ダッシュするなど、普段はなかなか見られない組み合わせでも楽しませた。

 ここで会場が一体となって2026年へのカウントダウンの準備へ。京セラドームでは、単独でのカウントダウンコンサートの真っ只中のWEST.と中継をつなぐと、画面には粉まみれのWEST.メンバーの姿が。東京ドームでもどっと笑いが起こっていた。

 そうして迎えた年越しの瞬間、カウントダウンと共に大量の銀テープが降り注ぐ会場。新年の幕開けをファンと過ごした。永瀬が「2026年もにぎやかにまいりましょう」とパフォーマンスタイムへ突入。新年一発目は、Hey! Say! JUMPとTravis Japanのコラボで「DEAR MY LOVER」。山田が松田の頬をつねる仕草を見せるなど、レアな組み合わせがいくつも見られた。このほか、King & Princeとなにわ男子は「シンデレラガール」、中島健人とAぇ! groupは「Chameleon」と「JUST KENTY☆」を披露。佐野がロングトーンを響かせたほか、Aぇ! groupによるキラキラとしたアイドルパフォーマンスが新鮮に映る。「さくらガール」では、濃いピンクセットアップのNEWSと、淡いピンク衣装のtimeleszがコラボ。スクリーンを含めて満開の桜を思わせるステージに。「Thank youじゃん!」「頑張れ、友よ!」ではKis-My-Ft2とA.B.C-Zの“エビキス”が再び。ペンライトの動きが一層激しさを増した。

 そして1月にデビュー6周年を迎えたSixTONESとSnow Manの“ストスノ”コラボ。「ブラザービート」では、幼馴染で知られる佐久間と京本大我のペアなども見られ、にこやかに披露したのに続き、ひょっこり顔を出した森本が「みなさま失礼します」を合図に「WHIP THAT」へ。一気に会場の雰囲気をクラブ風のダンサブルな雰囲気に変えてみせた。ジェシーから指名を受けた岩本照が振りを披露すると、それに倣うメンバー。「WHIP THAT」ではお馴染みの団体芸を2グループで披露した。

 年男コーナーでは、年男が勢ぞろい。髙木、伊野尾、八乙女、薮宏太、玉森、二階堂高嗣、道枝、長尾、佐野、篠塚が並ぶ。伊野尾は「60キロがんばります」と体重を披露して笑わせた。小さな三輪車で対決するのだが、五関がこたつにあたりながら馬券を手に予想して笑わせた。ステージを大きくつかい、三輪車レースがスタート。会場の応援を受けて、レースが白熱。八乙女が独走状態で1位に、ゴール前で転んだ篠塚を、髙木がすかさずフォローにあたる一幕も。一番遅かった薮は「光が優勝してくれたんで」とメンバー愛を発揮。

 小山が進行を務め、各グループを代表したメンバーが抱負を語った。Aぇ! groupからは正門が「佐野がみんなにお年玉を払えるようにグループ一丸となって」と笑いを誘った。なにわ男子・道枝は「僕たちデビュー5周年なので、その5周年のスタートが東京ドーム公演から始まるので、いいスタート切れるように頑張ります」。SixTONES・ジェシーは「SixTONESは6周年ということで、色々仕掛けもありますので、楽しんでいけたらいいな」と語り、「フゥー」と盛り上げた。Snow Man・岩本はドームツアー中であることを踏まえながら、「みなさまと会える時間を大事にしながら、健康第一で様々なことに挑戦していきたい」と意気込みを語った。

 A.B.C-Zから、塚田は「このカウコンは、先輩方が作ったカウコンだと思っていて、今日も光一くんだったり松岡さんが応援に駆けつけてくれたりね。今回は、風磨がプロデュースしてくれたりだとか、皆さんのおかげもあって大成功だった」と振り返り、「今年もやる、やりたいよね?」と呼びかけ、「2026年も皆さんと、配信の皆さんも一緒にね、今年もカウコンやりたいです!」と語ると、拍手が寄せられた。

 Hey! Say! JUMP・薮は「2027年は、20周年イヤー突入しますので、2026年は加速、フルスロットルで活動できれば」と先を見据えたコメントを。ここで恒例になりつつある、増田が着ぐるみを着て登場。馬の着ぐるみを頭まですっぽりかぶった増田が「“うまっすー”だよ」と挨拶すると、ジェシーが「あははは!」と大笑い。

 最後は全員でNEWSの「weeeek」を、楽しく、晴れやかに歌ってフィナーレを迎えた。ここでは、中島が“うまっすー”こと増田の手を引いて歩いたほか、バックステージにのぼろうとするも足が上がらずに断念。そんな2人を小山が迎えに行く場面も。ほかのメンバーもジャンプしながら歌い、ファンに手を振るなど、明るく楽しい1年の幕開けを届けた。

 最後に、山田が会場や視聴者に向けて「2026年も精一杯がんばっていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします」と挨拶。とびきりの笑顔を見せながら、3年ぶりの豪華ライブを華々しく締めくくった。

 総勢73名が歌い踊り、様々なコラボレーションで楽しませた3年ぶりのカウントダウンコンサート。シャッフルコラボコーナーでは、2025年のトピックスを盛り込んだ印象で、12月31日を以て事務所を退所したTOKIOの松岡昌宏にとっては事務所所属としてラストステージとなった。そして、カウントダウンコンサートでは長らく1月1日生まれの堂本光一のお祝いの場面も恒例だったが、今年は1曲の出演になっており、後輩へ思いを託し、バトンを渡すような印象を受けた。その後、堂本のインスタライブでは、出演の喜び、声をかけてくれた菊池への感謝を改めて述べていた。

 これまで長きに渡って行われてきたカウントダウンライブ。長年のファンからすれば、なによりも復活への喜びが大きかったのではないだろうか。個性豊かなグループやソロアーティストを擁する事務所ならではのステージであり、先輩、後輩、同期、シャッフルなど、所属アーティストたちのファミリー感からも、ファンに様々な楽しみをもたらしてきた。

 様々なことがあろうともステージに立ち続けたアーティスト、変わらず応援を続けてきたファン。3年ぶりの復活に喜びと伝統を感じながら、STARTO ENTERTAINMENTとしては初のカウントダウンライブと、新たな歴史を刻んだ。2026年も彼らだからこそ、彼らにしかできないエンターテインメントがより充実したものになることを祈るばかりだ。

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