EXILE TAKAHIRO「大きな声で歌っていて怒られていた」　建築業界時代の苦い思い出を振り返る

　EXILE TAKAHIROが3月4日に都内で開かれた『「EXILE×WORKMAN」プロジェクト＆「ZERO-STAGE」製品発表会』に登壇した。

　株式会社ワークマンと株式会社 LDH JAPANの新コラボプロジェクト「LDH MEETS WORKMAN」の第一弾として、EXILE TAKAHIROとの共同開発ワークウェアブランド「ZERO-STAGE」が3月5日より全国のワークマン、WORKMAN Plus の店舗及びオンラインストアにて販売を開始する。

　「ZERO-STAGE」とは、ワークマンが今後LDH JAPANとの共同プロジェクト「LDH MEETS WORKMAN」の中で展開する製品ブランド。ブランドコンセプトは「『GO TO STAGE．』仕事場というステージを楽しみ、輝き、さらに高みへと昇る人へ。」で、ワークマンの中でもスタイリッシュさと機能性を掛け合わせたハイスペック製品となる。

　ワークマン専務取締役 土屋哲雄氏とのトークセッションで、TAKAHIROは「ZERO-STAGE」のワークウェアを着用して登場。EXILEに加入する以前に、建設業界で働いていたことがあり、その際にワークマンの作業服を愛用していたことを懐かしそうに話す。「こうやってお話をいただいた時は、勝手ながら縁を感じましたし、よく現場で大きな声で歌っていて怒られていたなという苦い記憶を思い出しました」とTAKAHIROは笑みを浮かべる。そんな意外な接点に土屋氏も嬉しそうな表情で、「TAKAHIROさんはワークマンを知っている、トップのアーティストです」とコメントをする。

　先述したように、アウトドア、スポーツ、レインウェアの専門店「ワークマンプラス」が展開されており、TAKAHIROは地方の仕事に行った際、トレーニングウェアを忘れてしまい、その土地にあるワークマンプラスで急遽購入。現在でも愛用していると明かす。

　「ZERO-STAGE」のブランド名は、ゼロの状態から1万人のオーディションを勝ち抜いたTAKAHIROのヒストリーをブランドに重ね合わせて命名している。「アーティスト業も、職人さんとどこか通ずる部分があるのかなと勝手ながら共通点を感じております。音作りだったり、ステージ作り、パフォーマンスに向けての体作りもそうですし、職人さんもきっと更地の状態、ゼロベースから1を作り上げるという大切な作業をされている。そんなところに共感を感じています。そういった意味でこのZERO-STAGEというタイトルに何か共感していただけたらというリスペクトの思いから付けさせていただきました」とブランド名に込めた思いを話す。

　今後販売してほしいアイテムを聞かれたTAKAHIROは、「パジャマ」と回答。「40歳にして、やっとパジャマを着て寝るようになりまして。睡眠の大切さを改めて感じています。睡眠も充実して取れるようにということで、パジャマを作っていただけたらありがたい」とリクエストすると、土屋氏はワークマンでもリカバリウェアが売れていることを話しながら、「リカバリー付きのパジャマなんかいいと思います」と前向きに検討する姿勢を見せる。それにTAKAHIROは、「EXILEチームは日々トレーニングを行っておりますので、身体を休めることも仕事の一つ」だと職人と音楽アーティストに共通する睡眠の重要性を説いていた。