結成1周年で見えたグループの強み「私たちなりの“かわいい”を追求していきたい」

ーー約1年の活動を経て、グループの強みはどんな風に捉えていますか？

山内：真面目さと可憐さが強みだと思います。私たちのダンスはよく「振りが揃っていて綺麗だね」と言っていただくことが多いんですけど、その評価って、私たちが日頃から何度も集まって振り付けの細かいところまですり合わせて決めているからだと思うんです。それこそ、手を少しずつ上げる振り付けも1回目は顔の横、2回目は頭のところ……という形で細かく決めていて。それをみんながちゃんと守っているから、振りの揃ったパフォーマンスが実現できる。そういう真面目なところは、やっぱり強みなんだろうなと。

塩川：私が考える「すいすて」の強みは、顔！　みんなかわいすぎて、毎日見ていても飽きないです（笑）。いつ会ってもかわいいメンバーがいるグループって、すごいなと思います。

白石：メンバーがめちゃくちゃ優しくてあたたかいのも自慢のひとつなんですけど、ファンの人たちもめちゃくちゃあたたかいのが強みだと思います。ライブでは一体感があってみんなで盛り上がれるのが楽しいですし、ファンの皆さんのあたたかさに触れていると、私たちも一緒に上を目指して頑張ろうと思えるので、なんかもう“マイホーム”って感じです。

ーーファンの皆さんと本当に良い関係を作れているんですね。その秘訣は、どんなところにあるのでしょう？

山内：日頃からSNSでファンの皆さんとコミュニケーションをとっていることが大きいのかもしれません。ファンの方の投稿を覗いてお返事することもよくありますし、特典会でSNSに書かれた内容を話題にすることも多いですし。

庄司：“神対応”がデフォのグループなんです（笑）。

ーーなるほど（笑）。ちなみに、先輩／後輩関係についてもあらためて伺いたいのですが、KAWAII LAB.から先陣を切ってブレイクしたFRUITS ZIPPERは、どのような先輩ですか？

塩川：近いようで遠い存在です。先輩方は皆さん、すごく優しく話しかけてくださるので、近い存在のような気がするんですけど……。でもやっぱり、ライブを観たり、テレビを観たりすると、あらためてすごい方たちなんだなと気づかされます。

ーーどういうところに“すごさ”を感じるのでしょうか。

塩川：自信があって、堂々としている。そして、パフォーマンスから「絶対に原宿から世界へ行くんだ」という強い気持ちがすごく伝わってくる。そういうところですね。私たちもFRUITS ZIPPERさんのようになりたいって、いつも思ってます。

白石：FRUITS ZIPPERさんは一人ひとりの個性が輝いていて、オーラがあって、圧倒されちゃいます。でも、普段お会いしているときは、「こんなに仲良くさせてもらっているの、幻覚じゃないよね？」と思うくらいフレンドリーなんです。私たちの初ワンマン後に鎮西寿々歌さんと初めてご飯に行ったときも、パフォーマンスの話とか、いろいろな話を聞いてもらいました。しかも、初ワンマン成功のお祝いにバラのお花をくださったんです！　「すごい、プロポーズみたい！」って思ったんですけど（笑）、そうやって先輩方が私たち後輩をかわいがってくださることが、本当にありがたいなと思います。

　CANDY TUNEの皆さんも、グループで壁にぶつかったときの解決法とかをたくさん教えてくださるんですよ。先輩方から「後輩と一緒に上を目指そう」という気持ちが伝わってくるので、すごく嬉しいですし、私たちも頑張らないといけないなと思います。

音井：今回のシングルリリースの話も、8月に出演したイベントでサプライズ発表していただいたんですけど、先輩方が自分のことのようにすごく喜んでくださって。「すごいね、おめでとう！」「これから頑張ってね！」と嬉し泣きされている姿を見て、こんなにあたたかい先輩方と一緒に活動できて、私たちは本当に幸せ者だなと感じます。

ーーでは、後輩グループのCUTIE STREETはいかがでしょう？

塩川：素直にすごいグループだなと思います。一緒にライブに出演したときも、パフォーマンスを観て本当にかわいいなと感じました。ただ、CUTIE STREETの“かわいい”と、私たちの“かわいい”はやっぱり全然違うものだとも思うので、私たちは私たちなりの“かわいい”を追求していきたいです。

庄司：個人的には、CUTIE STREETのみんなはSNSの使い方がすごく上手だなと思っていて。SNSって今の時代のアイドルにとっては大切な活動であり、武器になるものだと思うので、刺激を受ける部分は大きいです。

模索した“SWEET STEADYらしさ”　心に響いた元BiS カミヤサキからの言葉

ーー1stシングルに収録された「ぱじゃまぱーてぃー！」はどんな楽曲か、あらためて紹介していただけますか？

庄司：タイトルにある通り、お泊り女子会をイメージしていて、歌詞に〈ちりぬるおれんじじゅーす〉とか〈らりるれろーるけーき〉とか、言葉遊びがたくさん散りばめられている楽しい楽曲です。ダンスも振付師の槙田紗子さんが「ライブでファンの人にも踊ってもらえるように」とキャッチーな振り付けを考えてくださって。ライブでなつかが曲紹介をすると、会場がすごく盛り上がります。

塩川：私たちのパフォーマンスも遊びの部分が多いので、ファンの方に楽しんでいただけているのかも。たとえば、私が曲中でおゆい（音井）にチューをするチャレンジをしたりとか（笑）。

音井：私は頑張って逃げているんですけどね（笑）。撮影OKな楽曲なので、最近はファンの方が私たちのやりとりをズームで動画に収めて、SNSに投稿してくださって、新しい見どころになっているかもしれないです。

塩川：あと、全員で横一列になって自由に踊るパートもあるんですけど、そこはみんなが毎回違う動きをしているので、見どころです。

ーー新曲「ダイヤモンドデイズ」は、どのような楽曲なのでしょうか。

塩川：この楽曲はキラキラした音がたくさん入っていて、メロディが冬っぽくて、最初に聴いたときから「ビビッ！」とアンテナが働いた素敵な曲でした。実は私たちは、『SWEET STEADYらしさ』をこの1年間、ずっと悩みながら模索してきたんですけど、この曲をもらったときに「これだ！」と思ったくらい、グループらしさが詰まった一曲になっていると思います。

音井：パフォーマンスでは、2番で音が変わるときに、プリンセスになって舞踏会で踊っているようなイメージでダンスをしています。一人ひとりがポーズを決めるところで自分らしさを追求していたり、ラップやセリフなどの新しい挑戦も入ったりしている楽曲なので、そういうところにも注目していただけたら嬉しいです。

ーー「ワガママ」についても教えていただけますか？

奥田：これは歌詞がまっすぐな言葉で書かれていて、ファンの皆さんの心にダイレクトに刺さる曲なのかなと思います。あと、カミヤサキさんが担当してくださった振り付けも個性的で、ライブ中にファンの方が真似してくれたり、「この曲が好き！」と言ってくださったりする方も多い楽曲ですね。

白石：「ワガママ」のダンスは、クールな楽曲なのでかっこいい振り付けがくるのかなと思っていたら、これまで見たことのないような個性的な振り付けだったので驚きました。カミヤさんには私たちの新境地を開いていただいたと感じています。

ーーカミヤサキさんはBiSの元メンバーで、アイドルの先輩だと思うのですが、振り入れの際は何かアドバイスなどはありましたか？

音井：カミヤさんから見たSWEET STEADYの強みとか、熱い言葉をたくさんいただきました。すごく背中を押してもらったよね、あのとき。

庄司：うん、嬉しかったね。カミヤさんがアイドル時代に感じていたこと、考えていたこと、今の想い、私たちがやったほうがいいと思うこと……本当にいろいろなことをお話ししてくださって。

塩川：SWEET STEADYらしさに悩まずとも、今のままでも十分に素敵だよということを伝えてくださって、本当にありがたいなと思います。

「世界の顔になります！」さらなる飛躍を目指す2025年

ーー2025年の目標を教えてください。

白石：来年の目標は、SWEET STEADYがもっと大きくなること！　この前、KAWAII LAB.のアイドル全員が出演した番組で、私たちが占ってもらう企画があったんですけど、総勢29人のなかで私の運勢が1位だったんです！　その運も使いながら、努力して、「すいすて」を大きなグループにしていきたい。来年の私たちは、日本の顔、世界の顔になります！

音井：私は、「恐れずに挑戦すること」を来年の抱負にします。2025年はデビュー2年目に突入するので、今年よりもさらにいろいろなことにチャレンジしていきたい。何かに挑戦する前は一度じっくりと考えてしまうタイプなので、来年はもう少し突き進んで、とりあえず走ってみるというか、走りながら考えることができたらなと思います。

山内：「事前準備をちゃんとする！」です。私、ブログの提出とかダンスの振り入れとかを結構ギリギリにやりがちで……（笑）。いろいろなことにコツコツ取り組んでいけるように成長したいなと思います。

栗田：自分の強みや個性を深める1年にしたいと思っています。まゆみん（白石）がさっき話してくれた占い企画で、占い師さんから「あなたは自分の強みを見つけられたら、アイドルとしてもっと成長できる」ということを言われたんです。それが本当に図星というか、私が今絶賛悩み中の課題だったので、来年は自分らしさをもっと追求して、たくさんの方に愛していただけるグループになりたいです。

庄司：私はグループのコンセプトでもある「一歩ずつ着実に」というのを抱負にしたいです。デビューから約1年が経って、以前よりも自然体で活動できるようになってきたので、一つひとつの活動に対してちゃんと結果を出して、着実に前に進んでいきたいなと思います。

奥田：今年も目標に掲げていたことなんですけど、2025年はSWEET STEADYでファッション誌の表紙を飾りたいです。頑張れば実現できるんじゃないかなと本気で思うので、来年こそは、この夢を叶えられたらなと思います。

塩川：来年はデビュー1周年を記念した東名阪ツアーを4月に開催するので、そのチケットを完売させたいです！　どの会場もすごく大きいんですけど、全会場を超満員にしたい。そして、東京、名古屋、大阪で銀テープを「ポンッ！」ってできたら（笑）。

栗田：メンバーカラーの、サイン入りテープを会場に降らせたいよね。

一同：やりたい！

塩川：そういう演出も含めて、ツアーでファンの皆さんと素敵な思い出がつくれたらなと思います！

■リリース情報
1stシングルCD『ぱじゃまぱーてぃー！ / ダイヤモンドデイズ』
発売中

■公演情報
『SWEET STEADY 1st Anniversary Tour ～SWEET BLOOM～』

日程：2025年4月12日（土）
時間：開場 16:00／開演 17:00
会場：大阪 Zepp Namba

日程：2025年4月19日（土）
時間：開場 16:00／開演 17:00
会場：愛知 PORTBASE

日程：2025年4月28日（月）
時間：開場 17:00／開演 18:00
会場：東京 Zepp Haneda

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＜締切：1月14日（火）＞