『歌唱王』第12回優勝者は山形県出身のさくらんぼ農家 鈴木詩織に 審査員6人が100点満点の高評価

 本日12月19日に放送された、日本一の歌声を決める大会『歌唱王〜全日本歌唱力選手権〜』(日本テレビ系)の優勝者が決定。鈴木詩織が優勝を果たした。

 第12回となる今回は、応募総数1万8,139件の中から選ばれた15名が迫力のある歌声を披露。今大会は特に学生の躍進が目立った。ファーストスタージでは今大会最年少 小学3年生の9歳、アンダーソン伝未がマイケル・ジャクソンの「Man in the Mirror」で圧巻の歌声を披露し、審査員が100点を連発。JAEJOONGは「将来絶対ワールドスターになっている」と絶賛。

 さらに、山梨県からやってきた中学3年生 15歳の加藤大悟は、エルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」を全身で表現。エルヴィス本人と仕事をしたことのある湯川れい子が「口開けて聞いちゃった」と感激する一幕も。

 また、さらに中学1年生、13歳の川合結人が映画『ゲド戦記』の挿入歌「テルーの唄」で透き通るようなハイトーンボイスを披露すると、大会委員長の南原清隆が思わず涙を流すなど、実力者揃いの大会となった。

 今大会で、12人目の“歌唱王”となったのは山形県出身のさくらんぼ農家、鈴木詩織。「聴いている人の鼓膜をびっくりさせます!」という宣言とともにファーストステージで披露したのは、映画『ブルース・ブラザース』の挿入歌「Think」。生前、アレサ・フランクリンの生歌唱を聞いたことがあるゴスペラーズの黒沢薫も「声が全く同じだ」と興奮。5人の審査員が100点満点をつけ、ファーストステージ最高得点、994点/1000点で通過した。

 そんな彼女にファイナルラウンドで立ちはだかったのは、カラオケワインバーで働く、27歳の堀田晃平。エレファントカシマシの名曲「悲しみの果て」を熱唱し、991点を記録。さらにファイナルラウンドでは森山直太朗のラブソング「愛し君へ」を見事に歌い切り、暫定1位に。最後に登場する鈴木にかなりのプレッシャーをかける展開となったが、鈴木は映画『ボディガード』の挿入歌「Run To You」を圧巻の歌声で歌唱。審査員6人が100点満点をつける高評価により、1点差で鈴木詩織が第12回大会の歌唱王に輝いた。

■番組情報
『歌唱王〜全日本歌唱力選手権〜』
12月19日(木)19:00〜21:00 放送
<出演>
大会委員長:南原清隆
特別大使:茅島みずき
進行:森圭介(日本テレビアナウンサー)、岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)
審査員:ano、岡嶋かな多、黒沢薫、JAEJOONG(ジェジュン)、shoji、しらスタ、DANCE☆MAN、知念里奈、宮本亞門、湯川れい子 ※50音順
ゲスト:石原良純、指原莉乃、チョコレートプラネット ※50音順

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/kasyou/
番組公式X(旧Twitter):https://twitter.com/kasyou_1210

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