「新潟から全国へ」その目標をまたみんなで目指していく

ーー今後、2期ドラとしてはキャプテンの藤崎未夢さんやセンターを務める小越春花さんがグループを引っ張っていく存在になっていくと思いますが、2期ドラのみなさんに求めることはなんですか？

清司：そんなに“1期生様”とならずとも、個々で力がついてるから、自分を信じてもっと前に出ていったら、一人ひとりが輝ける子たちだと思っています。

中井：確かに、まだ親離れというか、1期生離れはできてないのかも。窮地に陥った時に、“1期生さん”って頼られてる感じはあるので、もう自分の足で立って歩けるよっていう気持ちでいるけど。

ーー2期ドラの中で注目してほしいメンバーはいますか？

本間：はい！　（佐藤）海里ちゃん。

西潟：あ、私も思った。

本間：海里ちゃんは今回のコンサートでも、3期生のみんなに振りを教えていたりする姿が見られて。

中井：縁の下の力持ちだよね。

本間：MCでも誰かのフォローに入ったりするのが上手だし、優しくて面白い子だから、どんなところにいても海里ちゃんのいいところが出るんじゃないかな。もっといろんな人に見つかってほしい。

中井：確かに。いないと困る存在だから、それをもっと前に出してあげたいなと。外からは見えてないかもしれないけど、リハにいるのといないのとでは全然違うし、いてくれるとありがたいと思える。

本間：リハのゴタゴタした時に、声をあげて「ここ気になるので！」って言ってくれる一人なので、助かります。

清司：そこに関しては、2期ドラはみんな声をあげてくれる方だと思います。

ーー3期生で注目してほしいメンバーは？

中井：3期生は、すいすい（水津菜月）です！　ずっとニコニコしてて、パフォーマンスがいい。

本間：ずっと見ていたくなるような子だよね。

中井：そう。目を引く子なんですよ。ダンスも上手だし、吸収が早い。あと気が利く。3期生はまだ目の前のことでいっぱいいっぱいな子も多いんですけど、すいすいは周りが見えてる。

本間：年齢自体も大人だしね。

中井：空気が読める！　そこがいいなと思って、推してます！

ーーこれからは4期生が新メンバーとして加入しますが、どんな子が入ってきてほしいですか？

中井：NGT48にまだいないキャラがいいですね。飛び抜けてキャラが立つ子、何か取っ掛かりのある子がきてくれたら、4期生だけでも話題になるんじゃないかなと思います。

奈良：3期生が優しくて、可愛くて、清楚系な子が多いので。

中井：ちょっと奥ゆかしい、控えめなね。

奈良：いきなりセンター志向の強い子がきたら、よりグループ全体の刺激になるんじゃないかなと思います。

中井：加入当初特有のバチバチがほしいです。1期はすごかったから、グイグイ系がほしいですね。2期ドラはみんなでまとまっていくみたいな感じがして、もっと競り合ってほしい。

本間：春花を脅かす存在が必要かもね。このままいくと春花が引っ張っていく時代がくる――。

中井：時代がくる！（笑）。

本間：と思うから、春花を打ち負かすような圧倒的存在が出てきたら、春花自身もグループを引っ張っていくメンバーとして、もっと成長できると思うし、伸びると思う。グループ全体も今までの良さもありつつ、どんどん面白くなっていく。新しい魅力がまた出てくるんじゃないかなと思いますね。

中井：ぶっ飛んでる子がきてほしいですね。春花よりぶっ飛んでる子やばくない？

本間：こないだ（高倉）萌香と会って思ったんだけど、萌香って出会った時から意味が分かんなくて。

中井：あれこそ唯一無二だよね。

本間：春花も変人だなと思うけど、春花の変人さの方がまだ理解できて。言語化できる。

中井：変なまともさがあるよね。変なところで冷静になれるというか、自分でブレーキかけちゃう時があるんですよ。

本間：萌香と会ったら、理解不能で。これが同期にいるって、強みだったなって思って。

清司：確かに。萌香の一言で笑い取れてたもん。

本間：なかなかいないと思うけどね。

中井：あんな変な子いないよ（笑）。

本間：そういった存在が新たにNGT48に来てくれたら、またより面白さの幅が広がるんじゃないかと思います。

ーー中井さんはグループ卒業後も、くらくらのプロデューサーとしてNGT48を見守っていくんですよね。

中井：くらくらも見てるし、プロデューサーを続けるので、あとは衣装とかでも何か関われたらと思っています。今までの卒業生って卒業したらバイバイ！　って感じだったけど、ちゃんとそばで見守れる卒業生になりたいなと思っていて、メンバーともたくさんお仕事したいし、私ができることはしたいなと思っているので。まるでメンバーみたいにやっていこうと思っています。

一同：素敵！（拍手）

奈良：研究生時代は、あんなに遠い存在だったりかちゃんが、8年経ってこんなに近くにいるのが嬉しいですし、これからも、くらくらのいろんな面を引き出すプロフェッショナルなPとして、NGT48を一緒に作っていけたら嬉しいなと思います。

中井：作ろうね。

ーー大きな質問になってしまいますが、NGT48は今のアイドルシーンの中で、どんなグループになっていきたいですか？

西潟：NGT48は地域密着として最初に目標に掲げていた新潟から全国へという――。

中井：あったね（笑）。

西潟：その目標をまたみんなで目指していけたらいいなと思います。NGT48の名前を広めてくれたのはりかちゃんだったし、ずっと背負ってきてくれたので、その入り口を作ってくれたからこそ、わたしたちがそれを繋げていくことができたらいいなと思っています。

中井：ごめんなさい、いつも入り口燃えてて（笑）。

ーーみなさんにとって新潟という街は、今どんな場所になっていますか？

西潟：第二の故郷。

中井：本当に。県外勢はね。

本間：私以外、県外勢だ！　こうやって地元に48グループができたことによって出会えたみんなだからそれ自体が奇跡だし、4人が第二の故郷って言ってくれるのも嬉しいなと思いますね。

清司：地元より案内できるよね。

中井：案内できる！　こっちに行ったらパーキングあります！

清司：新潟の人は優しいなって感じる。時間がゆっくり流れてるのかなってくらい。農業とかやってても、関わるみなさんが……。

中井：優しい！

清司：ほかのアイドルグループで、農業をやっているグループは多くないと思う。それもNGT48の強みだと思うので、ずっと続けていきたいことだなと思います。

中井：新潟の良さとかこんなことしてるっていうのをもっとみんなに知ってもらいたい。

ーー「Maxとき315号」には〈希望が住むと信じて来た／私が生まれ育った／すべてを知って欲しい〉とありますからね。

中井：本当だよ。いっぱい連れて帰ってきたからね、大事な人。

清司：新潟にね。

中井：あれ、いい歌！

NGT48 オフィシャルサイト
https://ngt48.jp/