6月から7月末までアジア各国を廻る弾き語りツアー『Fujii Kaze and the piano Asia Tour』を開催した藤井風。「死ぬのがいいわ」のグローバルヒットを契機に藤井が紡ぐポップソングに注目が集まっている中で開催された本ツアーの合間には、各国を観光する姿をInstagramアカウントに投稿していた。

　アジアの空気を目一杯楽しみながら、公演に還元している姿からは、等身大の藤井風を感じることができる。

　また、Instagramには免許更新に際した写真も投稿されている。こうしたユーモアを交えた日常的な投稿からは、彼らも我々と地続きの世間で生きていることを実感できる。

　SNSは、ファンにとっては彼らの等身大の姿を感じ取れ、ミュージシャンにとってはありのままの姿を見せることができる、重要なツールとなった。冒頭で触れたように各SNSが新しい局面を迎える中、ミュージシャンたちのSNSとの関わり合いにも変化があるかもしれない。