京本は2月7日放送『爆問×伯山の刺さルール！』（テレビ朝日系）に出演した際に、生田と藤ヶ谷に加えてA.B.C-Zの戸塚祥太らの名前を挙げてプレゼントにまつわるエピソードを披露した。藤ヶ谷は11歳の入所時から弟のように可愛がってくれたと話し、20歳を迎えた際に贈られたケーキが思い出深いと嬉しそうに語った。生田との交流は配信でも語られたように、生田にリスペクトを寄せる京本が発端。サシ飲みのあとに生田の自宅に行きたいと直談判したことや、生田の部屋にあったキャンドルスタンドが後日京本にプレゼントされたことなどを明かしていた。ちなみに戸塚にはギターをおねだり。ギターの傷も“情熱を受け継いだ”と愛おしそうに捉えていたのが印象的だ。

　京本は、ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』の出演に際し、メディアから藤ヶ谷とのエピソードを求められたときに現場での空気作りや本番での様子を交えていたように、誰かのエピソードを語る中で、無難な言葉で済ませるのではなく、京本が実際に目にして心が動いた場面に触れる。先輩の背中を見つめ、リスペクトのある人懐っこさは、先輩からしたらたまらなく可愛らしい存在ではないだろうか。

　最近は単独でのバラエティ番組出演も増えており、3月24日放送の『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）では、QuizKnockのふくらP、陣内智則と共にユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れ、『名探偵コナン』との期間限定コラボを体験。『コナン』といえば京本というくらいの『コナン』好きの浸透ぶりに驚かされるが、コナン検定1級の知識を披露する熱さと、共演者とのトークを楽しむ一面があり、バランスのとれた出演と言えよう。さわやかでクセのない熱さ、好きなものにまっすぐな姿勢はファンに限らず、視聴者としても清々しい気分になるのではないだろうか。様々な人との共演で引き出される新たな一面もまた楽しみだ。