SHINee ONEW、涙ながらに幸せ届けた4年ぶりステージ　至高の歌声でファン魅了した日本初ソロコンサート追加公演

　アルバムのプロモーションで6月に来日し、約3カ月を日本で過ごしたONEW。本ツアーでは、リアルな気持ちをめきめき上達した日本語で伝えるために、MCにはカンペなし、通訳なしで挑んだ。ゆっくりと、そして言葉を探して固まることもあったが、ONEWの気持ちが伝わるトークは、温かで真摯で胸に刺さるものがあった。彼は、「今回のアルバム『Life goes on』は、自分の声を届けるための努力をしました。そして、皆さんに幸せになってほしいと思って作ったアルバムなので、聴いて少しでも癒されてくれたら正解！」という。来日早々に行われたトークショーでも「“Life goes on”というテーマは、“人生は流れていくものだけれど、小さな幸せを見つけてほしい”ということから思いついた」と話していたが、ONEWの歌声は、間違いなく聴く人を幸せにする力を持っている。

　アンコールには、この追加公演に向けて配信リリースされた新曲「Dance Whole Day」も披露されたが、なんと2週間前にレコーディングをしたのだそう。最後に小田和正「キラキラ」を歌い終えると、「ありがとうございましたー！」と絶叫した。「力を全部使っちゃいました。こんなに激しく歌って、本当に幸せでした。生きていてくれて、ありがとうございます。本気で応援してくれて、ありがとうございました。また会える日まで元気で幸せでいてください。じゃあ、またね～♪」とONEWは「Life goes on」の一節を歌ってステージを下りて行った。

　2カ月間にわたるツアーで、たくさんの幸せを届けたONEW。今後の活動も楽しみに待ちたい。