「何にでも合うカメレオン麺！　豆乳でまったりしすぎちゃうこともない。冷やしてるからさっぱりしてるし、塩とんこつ味のもとの良さも邪魔してないしね」と細かくコメントをして美味しさを伝えようとする藤ヶ谷の横で、「俺さ、明太子も大葉も豆乳もさ、ちょうど家にあるのよ。塩とんこつ買ったらすぐできる！」と、食べてるそばからすぐに家でまた作って食べようという玉森の自由さが対照的で面白い。

　続いて、「あさりとほうれん草のソイ冷やしらーめん」のアレンジレシピメニューが登場すると「塩ラーメン？　やっべー、俺の推し麺きたんだけど！　えっ、見た目すげー美味しそうなんだけど、なにこれ！（笑）」と玉森が大興奮。すると、すかさず藤ヶ谷が「あさりも入ってるし、ほうれん草とカニカマとね、緑、赤！　スープが白で、ごまが最後に入っていて……」と甲斐甲斐しく説明するところもいいコンビネーションだ。こちらも「スーパーうまい！」が飛び出て、いずれも甲乙つけがたい様子。

　そして最後に紹介されたのは「冷たいコーン塩ラーメン」のアレンジレシピ。とうもろこしを1本丸ごと使い、芯を麺と茹でるというシンプルながらこだわりが光るメニューに「うわ、すっげ。この見た目好きだぞ！　コーンまみれ！　すっごい好きだよ、こういうの」と、その見た目から魅了される玉森。さらに「（芯と茹でることで）風味がしっかり麺にも入って、スープにも入ってってことなのかな……」と分析する藤ヶ谷の隣で、またもや「これ俺、今日塩ラーメンはおうちにあるから。で、とうもろこしもあるのよ」とすぐさま家で再現する計画を立てる。

　玉森の行動パターンがすっかり読めたのか藤ヶ谷も「（すぐに）できるじゃん」と相づちを打ち、「できる！」ともぐもぐしながら答える玉森。「豆乳は？」「ある！」「バター？」「ある！」と咀嚼に合わせて会話のラリーが繋がるのも、また気持ちいい。そして「んまい〜！」と完食してしまう2人の食べっぷりにも、夏本番を迎えても食欲が落ちている場合ではない、という元気をもらった。

　3つのアレンジレシピを食べ比べてほしいと言いながらも、今回のイチオシは「冷たいコーン塩ラーメン」と即決した玉森。選出理由は、3つのなかで最もシンプルでありながら「負けてない！」ということだそうだが、すぐに再現できるというのもポイントが高かったのではないだろうか。彼らが食べたアレンジレシピは番組HPにも掲載しているので（※1）、まだまだ暑い日々を乗り切るお供に。そして彼らのデビュー10周年シーズンを大いに楽しもうではないか。

※1：https://www.1242.com/gaya/