lovely²が12月23日にニューシングル『とぅわりんりんたんたん』を発売した。テレビ東京系ドラマシリーズ『ポリス×戦士 ラブパトリーナ！』のエンディング曲を含む本作は、4人での新体制となってから初の新曲だ。イントロから細かい振付けで踊りまくるMVはYouTube公開からすぐに話題となり、さらに来年は『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ！～怪盗からの挑戦！ ラブでパパッとタイホせよ！～』の公開も控えている。

　今回は好調な活動を見せるlovely²の渡辺未優（愛羽ツバサ）、山口莉愛（柴原サライ）、山下結衣（青瀬コハナ）、杉浦優來（七色ソラ）にインタビュー。新曲の歌や振付、今後の活動、EXPG STUDIOで学んだことなど、様々な話を4人に聞いた。（小池直也）

少女たちに夢を与えたEXPGでのレッスン秘話

ーー前作『〇×△ ～まる・ばつ・さんかく～』の評判はいかがでした？

渡辺未優（以下、渡辺）：学校でも男子が踊っていました。

山口莉愛（以下、山口）：小学校の低学年の子たちがたくさん声をかけてくれます。嬉しいけど、恥ずかしくもありますね（笑）。

山下結衣（以下、山下）：私も友達がカラオケで歌ってくれるみたいで嬉しいです。

ーー4人体制になっていかがですか。

渡辺：ソラが加わって、3人の時とはまた違う雰囲気になりました。

山口：パワーアップしましたね。

杉浦優來（以下、杉浦）：4人で過ごす時間が多かったので早く仲良くなることができました。

山下：私はソラと同い年なんですよ。グループの平均年齢が上がって、大人っぽくなったと思います。

ーー未優さんはEXPG STUDIO OSAKA、莉愛さんはEXPG STUDIO YOKOHAMA、結衣さんはEXPG STUDIO FUKUOKA、優來さんはEXPG STUDIO TOKYOの出身です。これまでどのようなレッスンや勉強を？

山下：私は小学校6年生の時にEXPGに入りました。最初はダンスが楽しいから通っていただけでしたが、だんだんと夢を持つようになって。週に4日は踊る日々でしたね。一番好きなジャンルはガールズ（・ヒップホップ）ですが、ジャズやヒップホップなど日によって違うジャンルを習っていました。

渡辺：私は小4の始めくらいに入りました。スタジオのなかのオーディションに受かるとレベルが上がりますが、キッズの一番上のクラスに入ったばかりの時は付いていけなかったです。みんな上手いし、振りのレベルも違うので。lovely²の活動が決まってから上京するまでは強化レッスンを受けていて、その頃は学校終わりで毎日スタジオに行ってました。歌を朝やったら、3時間休憩してダンス（1コマ＝1時間半）を3回連続で受けたり......。当時はすごく疲れてましたね（笑）。

山口：私は4歳からお母さんがきっかけで始めて、やっていく間に趣味になり、今は「好きなことはダンス」と言えます。一番好きなのはジャズ・ヒップホップ。成人クラスのレッスンを受けた時は付いていけるように頑張りました。

杉浦：私は去年の4月にEXPGに入ったので、4人のなかで一番経験が浅いです。もともとは違うダンススクールに週2くらいのペースで通っていたのですが、EXPGに入ってからは週に4回くらい。最初は付いて行くのに必死でしたが、結衣とレッスンを一緒に頑張りました。

ーーそれでは「とぅわりんりんたんたん」について教えてください。まずはこのタイトルの意味は？

渡辺：聴いてくれる方の夢を叶える魔法の言葉です。

山下：最初に聴いた時は「言いにくい」と思いました（笑）。

渡辺：「“りんりん”と“たんたん”何回ずつ言うんだっけ？」って「りんりんりんりんたんたんたんたん」と遊んでましたよ（笑）。

杉浦：前作とは全く違いますよね。特にリズム。大人っぽい曲だなと。

渡辺：MVの雰囲気も変わってます。

ーーレコーディングは別々に録ったそうですが、どなたが最初に歌いましたか。

渡辺：私です。後に録ると他の人の声が聴こえてニュアンスがつかみやすいのですが、最初だとイメージが難しいですね。サビは元気に歌うことを意識したんですけど、Aメロは落ち着きつつ暗くならないように心がけました。

山口：私が次でしたが、未優の声は聴こえなかったですよ。前作は聴こえてやりやすかったのに。今回はとにかく元気に歌おうと思いましたね。

山下：3番目でしたが、前の2人の声は聴こえませんでした。もともと声が低いので低いパートは歌いやすかったです。

渡辺：最後に歌ったんですが、誰の声も聞こえませんでした（笑）。「とぅわりんりんたんたん」の滑舌をよく、とアドバイスがあったので、そこは頑張りました。