乃木坂46 齋藤飛鳥、『情熱大陸』で素顔を見せる 「本当に好きな本は誰にも言わない」

 齋藤はイベントで台湾に足を運んだ。アジアとの交流が増えていることについて「母親が喜んでくれるので。できたらいいなと思ってますし」「ハーフの子がいるんだっていうとっかかりで誰かが見つけてくれるんだったら、ハーフであることを利用するし」と語った。

 スタッフは素顔を知るためホテルの部屋に入れてもらう。齋藤は台湾に持ってきた本を見せる。スタッフが何の本なのか聞くと「それは言えないですよ」と隠し「天才たちが落ちぶれていく話です」と話した。齋藤は「好きな本を聞かれても人によって答えるパターンを決めている」とし「本当に好きな本は誰にも言わない」という。また、乃木坂46での活動について齋藤は「アイドルらしいアイドルにならなきゃいけないなって最初の数年間はやってました」と話し始める。選抜に入れないことが続いたことで、自分に問題があることに気がついたという。続けて「別のキャラクターにならなきゃいけないなって、毒舌を言ってみたり、中二病みたいなこと言ったりしてました。でもメンバーはそれぞれのキャラが定着していて選択肢がなくて。あんまり無理しなくなった」と語った。

 上海公演のリハーサルを終えて、進行の打ち合わせに。締めくくりの挨拶は齋藤が行うことになっていた。それに対し齋藤は「自分である必要性がないのでは?」と主張する。さらに制作スタッフにも意見をぶつけていく。しかし最終的には「自分たちのメッセージは飛鳥に背負ってほしい」という制作スタッフの意見に従うことにした。普段は意見を言わないが、海外公演1回目であることや西野七瀬の卒業が近いことが、齋藤を動かしたのだという。

 上海公演を終えたあと、齋藤は「すごい楽しくて。ライブ好きな方なのでいつも楽しいんですけど、特に楽しくて……」と感想を述べ、涙を流した。

 次回放送は12月16日を予定している。

(文=向原康太)

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