HKT48 宮脇咲良、指原不在『AKB世界選抜総選挙』への本音語る「あまり意味を見出せなかった」
宮脇が立候補した理由を聞いて、SKE48 須田亜香里は「えー! 絶対もっと本音があると思います」と納得いかない様子。「チームのためにって言いつつ、絶対に自分の欲というかその中にある本音が隠れてるんじゃないかなって、私は思います」と自身の考えを口にする。だが須田は、そんな宮脇が未知の生物だとも話す。「あそこまで綺麗な状態でここまで来てる。泥が付いてない状態でここまで来てるっていうのが、なんか未知の生物って感じがします」。
また「総選挙は好きですか?」と尋ねられた宮脇は「嫌いです」と即答。その理由について「最近の総選挙は、素直に人気投票ではなくなってきているというか。どうやったら上に行けるのかとか、その確実な何かがない分、頑張り方がわからなくて……」と説明する。そして「総選挙が近づいてくると毎年ネガティブになります」と俯いた。
それでも総選挙に出るのは、「今まで総選挙に人生を変えられてきた」からだという。宮脇は「初めて参加した総選挙で初ランクインをさせていただいて、それから選抜入りだったり、神セブン入りだったり、総選挙がなかったら今の私はいないので」と語る。「さっしーがですね、結構前に“総選挙は自分のために出なさい”って言っていて、去年までは自分のために立候補してたんですけど」と指原の言葉を胸に、これまで立候補して来たことを話す。しかし、「今年だけ最初で最後、HKTのために立候補しようと思って」と言い、「なんか、一人じゃないんだなって感じられるので。私はみんなで戦うっていうのを大事にしたいなって思ってます」と胸の内を明かした。
最後に「なぜ、ベレー帽でポスターに?」と聞かれた宮脇は「あれは、はるっぴ(HKT48 兒玉遥)がずっと今休養中で、私ははるっぴのことを本当に戦友というか一緒にここまでやって来た大事な仲間なので」と答える。続けて「はるっぴの分もさっしーの分もすべてを背負って、私は今回立候補しようって決めました」と熱く語った。
(文=向原康太)