“TOKYO ROCKERS”の牽引者・s-ken、初の自伝刊行 プロデュース作品集も

 s-kenが、初の自伝となる著書『S-KEN 回想録 1971-1991 都市から都市、そしてまたアクロバット』を6月11日に刊行する。

 同著は、1974年にポーランドの音楽祭に参加したことをきっかけに世界を放浪し、1975年には音楽雑誌の海外特派員として渡米。ニューヨークでパンクロックムーヴメントの洗礼を受け、1978年に帰国しバンド・S-KENを結成、伝説のパンクムーブメント“TOKYO ROCKERS”を牽引したs-kenの半生を振り返る一冊だ。

 昨年は26年ぶりにs-ken名義のオリジナルフルアルバム『Tequila the Ripper』を発表するなど、未だ現役で活動を続けるs-ken。この自伝の出版にあわせ、6月27日にはプロデュース作品集『s-ken presents Apart. Records collection 1999–2017』を発売。同作には、自らのプライベート新人発掘レーベル〈apart.RECORDS〉で、これまでにプロデュースしてきた12アーティストによる28曲を収録。10月にはこれらの発売を記念したライブも予定しているという。

■書籍情報
『S-KEN 回想録 1971-1991 都市から都市、そしてまたアクロバット』(河出書房新社)
2018年6月11日(月)より全国書店にて発売
予価:本体 3,700 円(税別)
A5判/並製/288頁

■リリース情報
『s-ken presents Apart. Records collection 1999-2017』
発売:2018年6月27日(水)
価格:¥2,500(税抜)

<収録内容>
・DISC 1
01. HEY! JORDU! /  PE'Z
02. マドロス横丁 /  中山うり
03. うねる荒野 / DONNY FU
04. 500マイルの未来に咲く花 / iLala
05. 珈琲でも / nitt
06. アイスクリームカフェ / コーヒーカラー
07. マルクス / ROCO
08. boosuka-boo / 久和田佳代
09. collective mode / PE'Z
10. 僕のダイナモ / Kent Kakitsubata
11. Shinzo BakuBaku Ochokochoi /  BimBamBoom
12. スピンダンス / Sabado Fiesta
13. 太陽の子 / ROCO
14. 暁のフォルテシモ / 中山うり

・DISC 2
01. 月とラクダの夢を見た / 中山うり
02. 寝ても覚めても夢を見る / nitt
03. プリマべイラの赤い花 / iLala
04. O.E.C. Tiger roll / BimBamBoom
05. イケマセン / DONNY FU
06. うるうると指切りを / 久和田佳代
07. アクエリアス / AMY ANNAPURNA
08. TOKYO YUKI / BimBamBoom
09. チッチッチクタクブンバボン / Kent Kakitsubata
10. 真夜中に流れ星 / 久和田佳代
11. ドッグラン~俺たちは犬である / コーヒーカラー
12. STAR FISH / PE'Z
13. あめあがリズム / DONNY FU
14. 雨のオモチャ箱 / Sabado Fiesta
 

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