DJ SARASA、TOKiMONSTA…バカルディ主催イベントが伝えた“ボーダーを越える”ことの重要性
BACARDÍ(バカルディ)主催によって、東京と大阪にて開催された完全招待制のパーティ『Over The Border』。6月29日、東京会場である「TABLOID」に足を踏み入れると、エントランスからメインフロアに到るまで、アート集団MIRRORBOWLERとR領域による巨大なアートピースが我々を出迎え、さらに上のフロアではアーティスト澁谷忠臣氏とフォトグラファーのARISAKの作品が展示されていたりと、会場作りのセンスの良さとイベントとしての志の高さが一発で伝わってくる。
モヒートを片手にメインフロアに入ると、ちょうどDJ SARASAがガンガンにプレイ中で、オーディエンスもいい調子の盛り上がりを見せている。そして、この夜のメインとも言える海外ゲスト勢、Anna Straker、TOKiMONSTA、SOFI TUKKERのライブが三連発で行われ、それぞれ異なる世界観で最先端の音楽を届けてくれた。ちなみに先日亡くなったばかりのNYのラッパー、プロディジーの追悼としてTOKiMONSTAがモブ・ディープ「Shook Ones Part II」をプレイしたときが個人的にはもっともブチ上がった瞬間だった。東京と大阪両日のパーティに参加したDJ SARASAに話を聞くことができた。
「自分自身、常日頃から“やり過ぎがちょうどいい”というスタンスなので、『Over The Border』というテーマは自分にもすごく合ってました。キャスティングもすごくコアで、海外勢では特にAnna Strakerがすごく良かったです。声がとにかく美しくて、クリエイティビティや演出も含めて、これが才能なんだ!って。そういう意味でも今回は参加できてよかったです」(DJ SARASA)
こういった最高のパーティを今後も続けてくださいね、BACARDÍさん!
(取材=大前 至)
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