秋元康、指原莉乃の“アイドルとしての存在感”を語る「小泉今日子に続くアイドルの革命」

 番組の大トリには、指原莉乃が登場。指原は自身がセンターを務めるAKB48「恋するフォーチュンクッキー」を一聴した時、「こりゃ、ダメだ」と思ったと告白。しかし、秋元が指原に「この曲は流行るぞ」と予言しており、後にグループの代表曲となった。さらに、サビ前の<占ってよ>の歌詞は当初指原のソロパートではなかった。「あそこで一緒に大島優子ちゃんが歌ってたらそっちを(カメラに)抜かれる可能性があったんで、絶対に嫌
で。どうしてもソロにしてほしいとお願いしました」と指原は語った。

 指原について秋元は「アイドル革命ですよね」と前置き、「70年代の山口百恵さんのアイドル、そこに小泉今日子という人が革命を起こしたんですよ。それに続く、アイドルの革命。なかなか、スキャンダルから勝ち上がるという。誰にでもチャンスはあるんだ。出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれないように、指原先生は誰も文句言えない」と指原の功績を称えた。番組終了後、指原は秋元について「いまだに、学生時代の恋愛の曲を書き続けているっていうのがすごいなと思いますね」とコメントした。

(文=向原康太)

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