デヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』、2017年1月より開催決定

 DAVID BOWIE is 日本展実行委員会が、デヴィッド・ボウイの世界観やキャリアを総括した大回顧展『DAVID BOWIE is』を開催することを発表した。

 『DAVID BOWIE is』は、デヴィッド・ボウイが2013年にリリースしたアルバム『ザ・ネクスト・デイ』の発売直後より、母国であるイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)でスタートしたもの。これまで巡回展として、トロント、サンパウロ、ベルリン、シカゴ、パリ、メルボルンで開催し、現在はオランダ・フローニンゲンで開催中だ。世界各国で展覧会の動員記録を塗り替え、これまでに累計140万人以上が訪れているという。アジアでは日本が唯一の開催国となる。

「大回顧展『DAVID BOWIE is』ロンドン展」Courtesy David Bowie Archive (c)Victoria and Albert Museum, London「大回顧展『DAVID BOWIE is』ロンドン展」Courtesy David Bowie Archive (c)Victoria and Albert Museum, London

 『DAVID BOWIE is』ではV&Aの監修により、親日家としても知られるデヴィッド・ボウイのアーカイブから集めた300点以上に及ぶ品々を、音楽と映像による演出効果を用いてファッション、音楽、デザイン、演劇、アート、フィルムのカテゴリーに分け展示する。

 会期は、デヴィッド・ボウイが存命であれば70回目の誕生日であった2017年1月8日から4月9日まで、会場は東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルとなる。入場チケットの販売情報などは日本展の公式サイトで順次発表する。

「1973年初来日時の船上写真(横浜港)」 Koh Hasebe/Shinko Music

ヴィクトリア・ブロークス(V&Aエキシビジョン・キュレーター)

『「DAVID BOWIE is」の展覧会が、来年東京で開催されることをとてもうれしく思います。ボウイのキャリアのごく初期から全編に渡り、日本と日本の文化はボウイを魅了し続け、彼に多大な影響を与えてきました。ボウイが仕事上いくつもの素晴らしい関係を築き、そしてたくさんのファンのために何度も演奏してきた国である日本は、アジア唯一の開催国に本当にふさわしいと思います。』

『DAVID BOWIE is』

■展覧会情報
『DAVID BOWIE is』
会期:2017年1月8日(日)~4月9日(日)
会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川二丁目6番10号)
主催:DAVID BOWIE is 日本展実行委員会
企画:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)

『DAVID BOWIE is』公式サイト

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