H ZETTRIOが韓国ジャズフェスに登場 笑って踊れるステージングで会場を沸かせる
H ZETTRIOが、5月23日から5月25日に韓国・ソウル市内のオリンピック公園88芝生広場、体操競技場、SKハンドボール競技場とその周辺ステージで繰り広げられた『ソウルジャズフェスティバル2015』(以下、SJF)に参加した。
今回のSJFは「これほど水準の高いジャズミュージシャンを一度に見られるステージはない」「今年は過去最高のラインナップだ」と前評判が高く、“生きた伝説”として知られるジャズピアニストの巨匠チック・コリアとハービー・ハンコックのデュエットステージ、ボサノバの巨匠であるブラジル音楽のアイコン、セルジオ・メンデス、“伝説のトランぺッター”としてグラミーアワードを10度受賞したアルトゥーロ・サンドヴァルなど、錚々たる面々が惜しげもなくキャスティングされていた。
そんななか、H ZETTRIOはフェス最終日のSKハンドボール競技場ステージ(PINK AVENUE)で、トリ前の時間を使って登場。ステージに現れた途端に大歓声が巻き起こり、あっという間にバンドと観衆が一体となった。H ZETTRIOは1曲目に自己紹介的なMCを挟んだ新曲「Trio,Trio,Trio!!!」を披露し、国内で笑いを取るジョークもそのまま韓国の聴衆に受け入れられた。その後、「炎のランニング」で驚異の早弾きを披露すると、続けてザ・ブレッカー・ブラザーズの代表曲「Some Skunk Funk」をカバー。人気曲「LOVE AND PEACE AND SWEETS」で現代感覚とスピード感溢れるアクションの極限状態を見せつけたかと思えば、バラード「YOU」で泣かせ、「kids song」ではショルダーキーボードをじっくりと聴かせた。