ザ・ビーチ・ボーイズ、B・ウィルソンの半生描く映画公開へ 『ペット・サウンズ』誕生秘話も

 

 ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの半生を描いた映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』が、8月1日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国で公開される。

 「サーフィン・U.S.A.」「素敵じゃないか」「グッド・ヴァイブレーション」など、時代を超えて愛され続ける名曲を生み出した、ブライアン・ウィルソンの半生を描いた本作。発表当時は斬新すぎてファンや評論家を戸惑わせた『ペット・サウンズ』の誕生秘話や、当時のブライアンの苦悩に迫っている。監督はアカデミー賞作品賞に輝いた『それでも夜は明ける』のプロデューサーであり、同作が初監督となるビル・ポーラッドが務め、ブライアン役にはジョン・キューザック&ポール・ダノを起用。60年代の精神的に混乱と変調をきたしていくブライアンを演じるのは、『ルビー・スパークス』で評価を上げたポール・ダノで、80年代のブライアンには『ハイ・フィデリティ』などの代表作を持つジョン・キューザックが起用された。

  また、共同脚本を『メッセンジャー』でアカデミー賞にノミネートされたオーレン・ムーヴァーマンとマイケル・アラン・ラーナーが担当するほか、音楽を『ソーシャル・ネットワーク』で同賞を受賞したアッティカス・ロスが手がけるなど、多才なキャスト&スタッフが集結している。

■映画情報
『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』
公開:8月1日(土)より

出演:ジョン・キューザック、ポール・ダノ、エリザベス・バンクス、ポール・ジアマッティ
監督・製作:ビル・ポーラッド 脚本:オーレン・ムーヴァーマン、マイケル・アラン・ラーナー 製作:クレア・ラドニック・ポルスタイン、ジョン・ウェルズ 製作総指揮:アン・ルアーク、ジム・レフコウィッツ、オーレン・ムーヴァーマン 音楽:アッティカス・ロス

2015年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/デジタル5.1ch/122分 原題『LOVE & MERCY』/監修:萩原健太 翻訳:栗原とみ子
配給:KADOKAWA
公式サイト:loveandmercy-movie.jp

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