YUKIが『SONGS』で“人生の分かれ道”を語る「“正しい”より“楽しい”を選べ」

 後半では、YUKIが自身のソロ活動開始初期にリリースした「プリズム」について寄せられた「私のなかで『プリズム』は大切で大好きな曲です」というお便りに対し、「私にとってはソロになったばかりの曲で、その時の心情がとてもよく表れている。自分が今まで守ってもらってたことに気付いたり、去って行った、今はもう会えない人たちに感謝の気持ちが溢れ出て書いた曲ですね」と語り、同曲を歌い上げた。

 その後、「大きな分かれ道に立った時はどのように決断されますか?」という質問に対し「『正しい』より『楽しい』を選べ」と回答。その理由について「『楽しい』を選んだほうが、誰の責任にもしなくていい。でもそっちを選ぶと風当たりが強くなる。私も相当向かい風にあおられて来ましたけど、厳しい風に当たって行かないと実現って出来ないもんだなと思います」と、ファンへ向けて助言を送った。

 最後には新曲「誰でもロンリー」について「誰かが居ないとダメだというわけじゃないと思うんです。『誰でもロンリー』は、一人ということを最高に肯定する曲なんです。誰でも孤独だからこそ、誰かのアイドルになりたいんです」と語り、同曲を熱唱し、番組は終了した。

 他にも、盟友・Charaからのメールを読み上げたりと、YUKIが自身のアーティスト活動を振り返った今回の放送。とりわけ『YUKIのオールナイトニッポン』を聴いていたファンにとって感慨深い内容だったのではないだろうか。

(文=向原康太)

関連記事