アイドル・倉澤俊、料理対決で大暴走 女子メンバーもブチ切れ「一発やるからな!」『すーぱーのびしろたいむ』#75

『今日好き』メンバーが理想の自分を追い求めて“のびしろ”を探す青春バラエティ番組『すーぱーのびしろたいむ by 今日、好きになりました。』(ABEMA)。9月30日放送の#75では「殻破りチャレンジ」「ビストロSHUN」の2本がオンエアされた。
現役高校生たちが2泊3日の“恋の修学旅行”に飛び出し、運命の相手を見つける恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』(ABEMA/略称:今日好き)。今週は同番組より、今年6月放送の『インチョン編』に登場したえいた(川﨑瑛太)がサンシャイン池崎になりきったり、長髪のウィッグを被ったはるか(鳥井悠叶)のギャル男姿がタレントのJOYにしか見えなかったりなど、ビジュアル面で大いに笑わされた「殻破りチャレンジ」の模様が番組前半に放送された。
内気な性格の『今日好き』メンバー5名は、自己主張を得意とするギャルになりきり、新しい自分を探すことに成功したのか? 詳細は、ABEMAの見逃し配信にてご確認いただきたい。
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SHUN、先行き不安な買い出し ひなた「これで中華料理でてきたら、一発やるからな!」
本稿で紹介したいのは、オンエア後半の「ビストロSHUN」。シェフとして自負する、直感とセンス。毎度、料理の“向こう側”を見せることで、数々のゲスト、もとい被験者に“お見舞い”をしてきたしゅん(倉澤俊)が、久しぶりにコックコートに身を包んでくれた。
今回の企画で挑戦するのは、予算3,000円でのイタリアン対決。というのも、どうしてかしゅん=SHUNが『今日好き』の料理担当のような顔をしていることにメンバーから不満の声が続出しているらしく、代表して料理上手なはるか&けんたろう(中村健太朗)の男子チーム、ひなた(田中陽菜)&りのん(多田梨音)の女子チームが、彼に料理の厳しさを教えるべく立ち上がったという。たしかに、3種類の味噌をブレンドした「具なし味噌汁」を得意気に提供したときは、“さすがにこれがギリで料理ではない”、と筆者も思ったほど。なんとしても、ひなた&りのんチームに勝利してもらいたいところでしかない。
まずは、各チーム買い出しから。男子、女子の2組とも、事前にある程度のレシピやテーマ感を決めて食材を選ぶなかーーこの男は、格が違う。
シェフの気まぐれと言わんばかりに、気になったものをひとしきりカゴに放り込むことしばらく。あろうことか、「ここから中華を足していきます」「和、中華ときてるから……インド」と、ジャンルの幅を勝手に広げてくる。すでにイタリアンよりもそれ以外の要素の方が多い。前回も高級鉄板焼き店にて、まったく別ジャンルの料理を作っていたが……気づけば、彼女兼助手のゆま(谷村優真)もなにも疑う様子なくキーマカレーを提案しているあたり、SHUNの影響を多からず受けている気がする。ひなたが「これで中華料理でてきたら、一発やるからな!」と檄を飛ばしていたが、本当に一発やってほしい。
けんたろうのミネストローネ、りのんのニョッキ 一方その頃、ビストロSHUNは?
ごく一部のみ先行き不安な買い出しを終え、いよいよ調理本番に。男子チームは、ミキサーを押さえる手がすでに本格的なはるかのジェノベーゼ、マカロニ入りで家庭的なけんたろうのミネストローネと、堅実な進捗を見せる。女子チームが大切にしたのは、スイーツ感。包丁の切れ込みが“お店で売ってる”さながらなさつまいもニョッキ、クリームチーズ入りの特製イタリアンプリンと、食べる前からおいしさが伝わってくる。なお、女子チームのタイトルは「撲滅ビストロSHUN supported by すぱのび」。
一方、対決前に「素人 v.s. プロ」と、前述の2チームを素人呼ばわりしていたマッドサイエンティスト、ではなくオーナーSHUN。その腕前は前回にもましてギアを上げており、カブをメインにしたサラダは、皮ごとそのまま。「土のなかで閉じ込められて、悔しさ、苦しさ……」と、彼の言葉をモニター越しに復唱したゆまが「ガチでなに言ってるかわからない」と切り捨てたほど、自然のエッセンスになんの手を加えず残しているという。
そこから、この夏はお祭りに行けなかったから、という理由で豪快にとうもろこしを丸々一本焼き上げると、ドレッシングとして混ぜ合わせたのは、むせるほどの量の酢、半量のオリーブオイル、そして生ニンニクのスライス。ドレッシングというより、酢とオリーブオイルそのまま。なんだろう、部屋のコバエでも捕まえるつもりなのだろうか。
恐ろしいことに、ここで「ゆまちゃんに味見してもらおっかな」とぽつり。酢の一撃でしっかりと最初のお見舞いを果たすと、「もういいよ、戻って」とあっさりなのも自由人すぎる。ちなみにこのサラダは、下から緑色の葉、カブ、とうもろこしをレゴブロック上に積み上げた、なんともいえぬ盛り付けにて完成となった。
“トマト詐欺”で非難が飛び交ったSHUNの豆板醤スープ イタリアン対決を制したのは?
お次の攻撃は、色がトマトスープにしか見えない、豆板醤を薄めたお湯(実際にトマトも入っているため、見かけがトマトスープにしか見えないことがこの後の伏線になる)。こちらもゆまが味見、というより毒味に召喚。おまけに、ひなた&りのんの女子チームも被害者となり、もちろん悶絶。世の常だが、料理が壊滅的な人間はどうして、うれしそうに周囲に味見をさせたがるのだろう。楽しい時間を経て、最後に味噌とバターを加えて「君のハートに豆板醤」が完成した。これについては、“まだ助かる”とは言いたくない自分がいる。
メインとなるのは、カレー焼きそば。オリーブオイルでほぼ唯一のイタリアン要素といえるパスタを炒めたところで、やはり手にした安定のカレー粉。SHUN、ゆまと同じくらいのこの企画のレギュラー枠。このせいで、見た目が焼きそばだったのが本格的に焼きそばの色を手にしてしまった。しかも、フライパンを大胆にひっくり返すと、現れたビジュアルはお好み焼き。そこから前回習ったフランベを活かし、焼きそばの上にハンバーグをトッピングするも、見た目としては火災現場でしかない。ここに口直しとして、昨日も食べたというヨーグルト(ブルーベリージャム入り)を用意。全部で4品と、品数だけは一丁前すぎる。
さて、今回の審査員は、5名のエキストラが務めることに。どのチームがどの料理を作ったのかわからない状態で試食をするなか、配膳の段階で場をざわつかせたのが、ビストロSHUNの料理たち。ここで綺麗な伏線回収がなされ、“イタリアン”という前提で飲まされた豆板醤スープに「(トマトが入っているからトマトスープだと思って)騙された気がします」と“トマト詐欺”への非難が上がると、最終的に「イタリア要素が一個もない」と、あまりにも正論すぎる一撃を突きつけられるのだった。
判定の結果、優勝はひなた&りのんの女子チーム。「俺のセンスに時代が追いついたら、またやってあげてもいいかな」と豪語するビストロSHUN、そして彼女兼毒味役のゆまの笑顔のために、ひなた&りのんのふたりはどうか、今後もこの企画にお付き合いをしてあげてください。
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