OpenAI、常時稼働AIエージェント「dots」発表 どんなタスクを任せられる?

常時稼働AI「dots」登場

 OpenAIは開発者向けイベント「DevDay 2026」で、常時稼働するAIエージェント「dots」を発表した。利用者の目標や好みを踏まえ、調査や資料作成、アプリ開発などの作業を継続して進める。ChatGPTのPro、Business Premium向けに対象地域で順次提供を開始する。

 dotsは「GPT-6 Astra」を搭載し、専用のクラウドコンピューターとブラウザーを備える。プラグインを通じて4,000以上のアプリに接続でき、複数の案件を並行して扱う。利用者は作業中のコンピューターを開いて進捗を確認できるほか、許可すれば自分の端末にも接続できる。

 同社が示したクリエイター向けの活用例では、インタビューの文字起こしから切り抜きに適した場面を探し、番組概要やSNS投稿の下書きを準備する。利用者が表現を修正すると関連素材にも変更を反映し、次の作業へ生かすという。

インタビューの文字起こしから、SNS投稿の下書きや切り抜き候補を用意する活用例
インタビューの文字起こしから、SNS投稿の下書きや切り抜き候補を用意する活用例

 このほか、製品の仕様変更に合わせて販促資料を更新する、新しい研究データをもとに分析や図表を修正するといった使い方も紹介。アプリ開発では、利用者からの要望を整理し、小規模な改善やバグ修正を実装・テストして、人が確認できる状態で届けるとしている。

製品の仕様変更に合わせ、販促資料の修正案を用意する活用例
製品の仕様変更に合わせ、販促資料の修正案を用意する活用例
再試験の結果をもとに分析や図表を更新し、共有用のメールを下書きする活用例
再試験の結果をもとに分析や図表を更新し、共有用のメールを下書きする活用例
利用者のフィードバックからアプリの不具合を修正し、人の確認を待つ活用例
利用者のフィードバックからアプリの不具合を修正し、人の確認を待つ活用例

 やり取りにはChatGPTのWeb・モバイル・デスクトップアプリのほか、SlackやTeamsも利用できる。dotからも進捗や質問、判断が必要な事項が届く。接続するアプリや権限は利用者が選び、特定の操作に承認を求めるルールも設定できる。バックグラウンドで自発的に情報を調べる「プロアクティブリサーチ」は読み取り専用に制限される。

 最初のdotはProまたはBusiness Premiumの料金に含まれる。dotとの会話はChatGPTの利用上限に算入されないが、dotが開始・管理するCodexやChatGPT Workのタスクは通常どおり算入される。Enterpriseでは、EduやHealthcareを含め、管理者が有効にしたワークスペースでベータ版を利用できる。

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