にじさんじ・星導ショウは自然体で歩み続ける マイペースな素顔と柔らかな歌声の“二面性”
多くの人を魅了する柔らかな歌声とその“二面性”
活動の中でさまざまなゲームをプレイしている星導だが、彼のプレイスタイルは有名な対戦ゲームやRPGをプレイし、自身のランクをあげていくような配信やストーリーを進行させていく配信が中心というわけではない。どちらかといえば遊び心に重きを置いたゲームタイトルを選ぶことが多く、視聴者から好評を集めている。
近年はユーモアやおふざけ要素がありつつ、しっかりとしたゲームシステムやグラフィック、なによりゲームプレイで楽しませてくれるインディーゲームが多数リリースされる傾向にあるが、そういったゲームをVTuberやストリーマーらがこぞってプレイするようになっている。
にじさんじのなかでもこういったインディゲームに注目が集まり、ソロ・コラボ配信ともに楽しんでいる姿見る機会が増えている。星導もそういったゲームを積極的にプレイしており、彼らしさのあるトークも相まって視聴者を集めているのだ。
そんな星導の活動においてもっとも注目を集めているのは、やはり歌活動であろう。デビュー直後の雑談配信の中で、「歌うためににじさんじを選んだ」とも語っており、活動初期からさまざまな歌ってみた動画を投稿、歌配信も数多く行なってきた。
彼の歌ってみた・カバー歌唱動画でいえば「人間みたいね」「きらり」「サルバドール」は再生数1,000万再生、宇佐美リトとのコラボ歌唱となった「銃の部品」は2,000万再生、OriensとDyticaの8人で結成されたMECHATU-Aの「パーペキヒーロー」は3,000万以上の再生数を数えている。
そうしてこれまで30本以上の歌ってみた動画を投稿してきた星導だが、軒並み数百万以上の再生数に達しており、ファンからの注目度の高さが伺える。ウェットな歌声と歯切れの良い発声、低い音程でも声そのものの輪郭が埋もれない独特な響きをもった星導の歌声は、きっと幾人ものファンの心を奪ってきたのだろう。
2025年9月には初のオリジナル曲「シビルアイ」をリリースするなど、順調に存在感を発揮している。これまではミドルテンポ〜アップテンポな曲を多く歌っているが、思い切ってバラード曲を歌唱したらどういった声を響かせるのだろうか。期待に胸躍らせているファンは多そうだ。
そんな星導は、MECHATU-Aとして7月22日にはファーストミニアルバム『On-Deck!』をリリース、2026年10月10日にはファーストライブ『Over Drive!』をKアリーナ横浜で開催する予定となっている。特にミニアルバムは、この時代においても特筆すべき販売枚数を計測しており、その人気ぶりが目に見える形となった。
彼自身は、2026年5月17日に『にじさんじ 8th Anniversary LIVE CONCERTO Day2』に出演、2025年10月に開催された『にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin'in the Rainbow!』広島公演にも出演しており、おなじDyticaの伊波とともにライブ経験をさきに踏んでいる。
その柔らかな歌声で横浜の会場を包み込む姿を、同時にMCタイムで素っ頓狂なひとことで会場に笑いを起こす姿も、いまの星導からは容易に想像できる。その魅力的な二面性が、星導ショウの魅力にほかならない。