AIとの共創で生まれた独創的フレーム。G-SHOCKの上位ライン「MT-G」シリーズ最新作が登場

　カシオから、“G-SHOCK”の上位ライン「MT-G」シリーズの最新モデル『MTG-B4000』が登場。人とAIの共創によって生まれたという独創的なフレームを採用、2025年6月13日に発売される予定だ。

人とAIの共創で実現したフレーム

　『MTG-B4000』は、生成AIによる荷重シミュレーションと人間の感性を組み合わせることで、これまでにない新構造を実現した耐衝撃ウオッチ。デザイナーのアイデアをもとに、長年G-SHOCKが培ってきた耐衝撃構造のデータをAIに読み込ませ、素材特性や加工性も含めた最適な構造をAIが提案。これを人の手で検証・改良するプロセスを経て、独創的かつ実用性の高いフレームが誕生した。

　今回のモデルでは、フレームとバンド接続部を一体化するという新たな発想も採用されている。これにより、バンドにかかる荷重を直接フレームが受け止め、センターケースへの衝撃を軽減。従来以上の耐衝撃性が実現されている。

　フレームにはカーボンとグラスファイバーを積層した素材を使用し、削り出し加工によって美しいレイヤー模様が浮かび上がる構造となっている。ベゼル上面にはザラツ研磨などの繊細な加工を施し、あらゆる角度から上質感と立体感が際立つ仕上がりとなっている。

Bluetooth連携と電波受信で実用性も

　実用機能も充実しており、世界6局に対応した標準電波受信機能と、Bluetoothによるモバイルリンク機能を搭載。スマートフォン専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続すれば、自動で時刻を修正するなど、日常使用にも適した仕様だ。

　『MTG-B4000』は2モデル展開。ブルーがアクセントの『MTG-B4000B-1A2』は税込17万6000円、シックなブラックの『MTG-B4000-1A』は税込16万5000円で、どちらも6月13日に発売される。