2025.03.12 12:00

『17LIVE』7周年記念の“オフィシャルアンセム”レコーディングに密着　作曲家＆ライバー6名が楽曲に込めた想いとは？

鈴木りゅうじ「NANAIROはイチナナライバーみんなの曲」

ーー楽曲の印象はいかがでしたか？

鈴木りゅうじ：キャッチーな曲調で、ライブにも使えそうな曲という印象を受けました。17LIVEのアンセムソングなので、僕らライバー6人の曲ではなく、イチナナライバーみんなの曲です。たくさんのライバーに使われてほしいですし、その可能性は十分感じられる曲だなと思います。僕が担当したラップパートは勢いをつけることと、熱い気持ちを込めることを意識してレコーディングに挑みました。

ーーこの楽曲をどんなシチュエーションで聴いてほしいですか？

鈴木りゅうじ：ライバーさんに配信で流してほしいですね。とても勇気づけられる曲なので、配信をしていないリスナーさんにも響く曲だと思いますし、他のライバーさんが「自分の配信でも使いたい」と思ってくれたらいいなと。そして最終的には17LIVEの枠を超えて広まっていけば嬉しいです。

ーー今後の目標を教えてください。

鈴木りゅうじ：僕は今17LIVEでプロライバー契約をさせてもらっているので、個人だけでなく17LIVE全体をより成長させられるように頑張りたいです。運営のみなさんとみんなで一丸となれば絶対新しいところに辿り着けると思いますし、17LIVEを拡大させることが僕の活動にも活きると思っています。

プロデューサー葉上誠次郎「ライバーが歌うからこそ意味がある曲」

ーー「NANAIRO」はどんなイメージで作られたのでしょうか？

葉上誠次郎：この曲を歌ってくださるライバーさんたちは、勇気を持って踏み出した方々です。そんな彼／彼女たちが歌うから意味があるものにしたいと考えたときに、二の足を踏んでいる方の背中をポンと押せるような曲にしようと思いました。ありきたりなテーマかもしれませんが、何回言われてもできない人はできないので、何度でも伝えようという想いがありますね。

ーーイントロのヴァイオリンが印象的だと感じましたが、サウンド面はどんなところにこだわっていますか？

葉上誠次郎：どこにでもあるような曲にならないように、スパイス要素として、アイリッシュフィドルのヴァイオリン奏法を取り入れています。一般的なクラシックヴァイオリンのフレーズではないので、さくらviolinさんに依頼するときに「民族的なニュアンスを表現できるかな」という気持ちはあったんですけど、いざ聴いてみたら想像以上の出来でしたね。一方、Aメロはストレートなカノン進行にしていて。真っ直ぐないい曲の中にスパイスを効かせたイメージです。

ーー特にお気に入りのフレーズはありますか？

葉上誠次郎：〈これまでもこれからも〉の部分は、7周年の歴史を表すワードになっているなと思って気に入っています。それと歌詞のこだわりで言うと、あえて「虹」という言葉は使っていません。7周年のアンセムソングで「虹」と入れるのは直接的すぎてしまうので、〈NANAIRO〉と表現しています。

ーーどんな人に聴いてほしいですか？

葉上誠次郎：きっと「あと一歩踏み出せたら」と思っている人ってたくさんいますよね。1回きりの人生なので、思い切ってやってみたらいいと思うんです。上手くいく保証はないので無責任な発言かもしれませんが、それでも僕自身もライバーさんたちも「やってよかった」と思えることがあったから言えるんですよね。我ながらいい曲が書けたと思うので、サウンドも歌も全部注目して聴いてほしいです。

（メインビジュアル撮影＝©︎清水舞）