テレビも炊飯器も掃除機まで、家電&家具にも本格進出Xiaomiの“本気”を感じた話

まるで家具屋!? Xiaomiらしさあふれる白物家電たち

 まだまだ新製品は続く。Xiaomiの新機軸ともいえる家電類を紹介していこう。上記の画像左から『フレキシブル充電式ランプ』『毛玉リムーバー』『充電式ミニファン』だ。

 『フレキシブル充電式ランプ』はXiaomiのイチオシで、このようにランプ部分がマグネットによる着脱式となっている。同じくマグネットで着脱できるクリップが付属しているので、スタンドランプにもクリップランプにもなるという仕組みだ。

 より大きなランプとして『Xiaomi LEDデスクランプ 2』も登場。縦と横のラインで象られた幾何的なデザインは秀逸。上部のバーをタッチで操作する。

 『Xiaomi 多機能炊飯器 1.5L』は、まさかスマホメーカーから炊飯器が出るとはという驚きを与えてくれた。こちらもミニマルなデザインで、一人暮らしや二人暮らしのキッチンとの相性が良さそうだ。

 号数としては3合炊きとなる。炊飯以外にはシチューのボタンが搭載されている。

 ペットフードを自動供給する『Xiaomi スマート給餌器 2』と、2K画質のスマートカメラ『Xiaomi スマートカメラ C301』。給餌器はアプリと連携することで、ペットが食べた餌の量や餌を食べた時間などをログとして振り返ることが可能。自動給餌器は旅行などが活躍シーンだが、食べた量を振り返ることで健康管理の指標としても役立てられる。

 もはや総合家電メーカーのようなラインナップだが、もともとXiaomiはIoT家電の分野で世界的にも高い評価を得ている。スピーカーやロボット掃除機はもちろん、給餌器や照明も同じアプリで制御できるのが強みだ。あらゆる家電がひとつのアプリで制御できるなら、スマートというほかない。

■フレキシブル充電式ランプ…2,980円
■毛玉リムーバー…1,480円
■充電式ミニファン…3,780円
■Xiaomi LEDデスクランプ 2…5,980円
■Xiaomi 多機能炊飯器 1.5L…5,980円
■Xiaomi スマート給餌器 2…1万1800円
■Xiaomi スマートカメラ C301…3,280円

トラベル用品も作っちゃいます

 そして、なんとXiaomiはスーツケースも作っていた! 3種類のサイズを備えた『Xiaomi アルミフレームスーツケース』が登場。頑丈かつ軽量な6000系アルミ合金フレームを採用し、見た目にも高級感がある。

 キャスターホイールはとても滑らかで、移動時の静音性にも優れている。Xiaomiのスタッフいわく「Xiaomiにスーツケースを作ってほしい」という要望は意外と多かったそうだ。

 前側がガバっと開く『Xiaomi フロントオープンスーツケース』も新登場。コンパートメント比率が1:9で、フリップカバーを開けるだけで中にアクセスできる。外装の素材はポリカーボネート。

 こちらもキャスターホイールは滑らかに可動する。これから旅行を考えている人はひとついかがだろう?

 最後に紹介するのは、まさかのバックパック『Xiaomi ロールトップバックパック』だ。上部をくるっと丸めるロールトップデザインで、雨水の防止や容量の追加に一役買ってくれる。耐水性に優れたポリウレタン生地を採用している。

 15.6インチまでのノートPCが収納可能。背面は通気性を確保するため、メッシュと厚手スポンジの二重構造になっている。スーツケースのハンドルに差し込めるベルトも備えており、Xiaomiのスーツケースとの相性はバッチリ。

 ■Xiaomi アルミフレームスーツケース

20インチ…1万6800円
24インチ…2万2800円
26インチ…2万6800円

■Xiaomi フロントオープンスーツケース…1万4800円
■Xiaomi ロールトップバックパック…7,680円

スマホからトラベルまで、すべてをXiaomiがサポート

 正直、Xiaomiの商品展開力や研究力には驚かされた。スマホから家電、そしてスーツケースまでを幅広くカバーする世界的ブランドはそれほど多くないだろう。あとはベッドやソファなどを開発すれば、国内大手家具屋レベルの手広さになるのでは…?

 今回発表された新製品は、いずれもすでに販売中。気になった人は公式ストアで詳細をチェックして欲しい。

●参考情報

https://www.mi.com/jp/smart-home/

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