2020年にはハラミちゃんも出演 17LIVEのリアル音楽イベント『MUSIC WAVE -Final-』レポート

 イベントのトップバッターには、『MUSIC WAVE』だけでなく、17LIVEの音楽イベント全体を牽引している鈴木りゅうじが自ら志願。バックバンドとのツインドラムのパフォーマンスをして会場を驚かせつつ、鈴木はこれまでのイベントの変遷や自身の活動を話し始める。Rumiや今回のイベントには出演していないがALLIEといった音楽ライバーと積極的に交流を図ったり、コラボをしてきた鈴木は、新たなライバーを発掘する企画「ネクストスターライバー発掘プロジェクト」に参加したりと17LIVEとしても重要なポジションにいる。

鈴木りゅうじ

 それでも行き止まりや超えられない壁にぶち当たる時もあるという鈴木が2025年を見据え、遠くに届くようにと願いを込めて歌ったのが「I'll be there」だ。リアルな思いをリリックに吐露した、さらなる旅の始まりを示す1曲でもある。

 ほかにもMCのKUREIとともにヒューマンビートボックスでセッションを披露したラッパーの「Vecken」、浴衣で椎名林檎「丸の内サディスティック」を歌唱した2児の母である「かなやん」、Ms.OOJA「We are Stars」を熱唱した自称“お笑い枠”の「ごとく」、熱狂的なファンを引き連れて緑黄色社会「花になって」を含む3曲を歌った「mike」、音楽療法として会場に癒しを与えたフルート奏者「大野綾音」、貫禄のパフォーマンスを見せたメジャーデビュー経験者の「北沢綾香」、配信開始5ヶ月でステージに立ったヴァイオリン奏者の「さくらviolin」の合計10組がステージに立った。

 『MUSIC WAVE』はここで歴史に幕を閉じることとなるが、MCのKUREIが何度も口にしていたのが「また名前を変えて復活したら」ということ。Rumiからはいつもの天然発言で「ファイナホー」といった次のタイトル案が上がっていたが……また来年、こうして未来を担う音楽ライバーの思いが詰まったイベントが開催されることを祈っている。

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