『LOVE CATCHER Japan』最終話ーー500万円よりも“愛”を選択? 「今日からは私のことを……」

 いよいよ迎えた最終日。まず秘密の部屋に訪れたのはともきだ。ともき(水野友貴)といえば、やはり前回のみさき(谷岡美沙紀)とのキスが印象的だが「あの子は純粋だよ」とみさきをラブキャッチャーだと信じてやまない様子が伺える。一方、みさきは「お酒くらい狂わされるような8日間でした。ウイスキーの原液のような旅でしたね」とコメント。どちらかというと“狂わせる”側としての行動が目立っていた彼女だが、その真意もついにいよいよ第8話で明らかになるのだろう。

 そして、前回ラブキャッチャーであることが明らかになったりょう(高崎凌)は「いままでのはつね(矢ヶ部初音)ちゃんをみていたら、どっちでも受け入れられる」と答える。この旅の序盤、そんなりょうを想い続けていたゆきのは、「彼の明るさだったりに救われてるなって」と今はあもんへと想いを向けていた。

 ファイナルセレモニーでは、コインの入った箱を気になる異性に渡す。ただし、箱を開けられるのは両想いの人のみ。そこで互いの役割を認識することになる。

 まずは、りょうがはつねのもとへ。「最初……2日目の朝。10人のなかで2人きりの時間を作ろうと思ってくれたのがはつねちゃんで、その相手が自分で」と初日の思い出を語り始めるりょう。

 いまは懐かしき“テキーラパーティ”の翌日、勇気を振り絞ったはつねの行動が全ての始まりだった。彼は、7日目にはつねの正体が分かった時に、自分の気持ちがわかったと明かす。「いろんな好きを共有したい」という彼の言葉が、“ラブキャッチャー”のものであることを祈る。

 続いて、みら(ヴァッツ美良)のもとにはなつき(東夏輝)が足を運ぶ。「伝えたいことがあって、なにから話せばいいのかわかんないけど…」「この先も一緒にいたいと思ってる」と言葉を紡ぐなつき。最終日の前日、若干関係性が拗れてしまったみらとなつきだが、ここまで過ごしてきた時間の長さが生んだ絆は無かったことにはならない。しかし、ここでみらの元にあもん(大倉亞門)もやってくる。あもんに想いを寄せる、ゆきの(海津雪乃)の隣での告白というのが、見ている身として心にくるものがある。

 「俺はいつも強がってるけど、ほんまはめっちゃ弱い。でも、みんなも一緒で弱い部分を隠して強がってるのもこの旅でわかった」

 そんなあもんの言葉に、1番頷きたかったのはまさにみら自身なのではないか。

 一方、ともきはやはりみさきの元へ向かう。「みさきがストレートに日に日にずっと気持ちを伝えてくれるおかげで、日が経つごとにみさきのことが忘れられない存在になってました」「間違いなく、俺はこの旅のなかでみさきに恋をしたと思っています」とストレートに感情を伝えるともき。秘密の部屋で見た彼の恋愛へのアツい一面が、告白の言葉選びに表れていたようにも思う。

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