武士来舞も楽曲を披露 17LIVE、冬コミ初進出でカカロニ&Vライバーとバラエティ番組を配信
2023年の締めくくりとして17LIVE(イチナナ)は、「コミックマーケット103」(通称、冬コミ)に出展した。世界最大級のサブカルの発信イベントとして知られる本イベントにイチナナが出店するのは、今回が初となる。
今回の17LIVEブースのテーマは、「CYBERCITY-YAMATO(サイバーシティ ヤマト)」。サイバーパンクな世界観に日本古来の文化や“和”を融合させ、人気イチナナVライバーとともに、冬コミ2023会場を彩った。ブースではランダムアクリルスタンド、ネックウォーマーなどの武士来舞オリジナルグッズも販売し、多くの来場客が足をとめた。
12月30日と12月31日の2日間にわたって開催された2023年の冬コミ。過去最大規模の開幕となり大盛況のなか、12月31日には公式配信が実施された。
今回の配信コンテンツは、ゲストMCにお笑いコンビ「カカロニ」を迎えて、クイズやゲーム、トークを展開するバラエティ番組。14時ちょうどに公式配信がスタートすると、会場では多数の観客が足を留め、集まり始めた。
MCトークでは、前日12月30日に放送された『アメトーーク!5時間40分SP』(テレビ朝日)での話題を言及。当番組での対応がネットニュースで話題に上がったことを自虐的に振り返り、会場を大いに沸かせた。
また番組のアシスタントとして、武士来舞から信華、三葉、ひでまる、雀の4名も登場。今回の冬コミ出演への意気込みや、各メンバーが意志を受け継ぐ武将について、カカロニと軽快なオープニングトークを繰り広げた。その後、オリジナル楽曲第一弾「Rock繚乱」を披露し、会場のボルテージも一段上がった。
続くコーナーでは、11月に17LIVEアプリにて実施されたVライバー限定イベント「年末は冬コミへ!イチナナVライバーブースに出演しよう!_冬コミ出演争奪戦」を勝ち上がった8名のVライバーたちが出演した。
第一回 イチナナVライバー ゲーム王決定戦
番組はゲーム、クイズ、サイコロトークの3つの企画で展開された。最初の企画では、イチナナVライバー界最強のゲーム王者を決定するため、羽海野ピレネー、そして黒崎ラムが、『ぷよぷよテトリス2』で、カカロニの栗谷とすがやと対決した。
予選1試合目は、羽海野ピレネーVS栗谷。ぷよぷよとテトリスの戦いで見事、栗谷が勝利を勝ち取る。その結果に羽海野ピレネーは、「コントローラーが言うこときかなかった(笑)」とコメント。決勝戦はVライバー同士の対決に。黒崎ラムはテトリス、羽海野ピレネーがぷよぷよを選択。結果、羽海野ピレネーが勝利し、優勝賞品としてイチナナパーカーが贈呈された。
第一回 イチナナVライバー クイズ王決定戦
続いてのクイズ企画では、イチナナVライバーの黒姫クリスと家鴨まかも、月守ルナが参戦。トレンドにちなんだお題や英語問題なども交えながら、盛り上がりはますますヒートアップ。
9問目に突入すると、黒姫クリスが4点、家鴨まかもが3点、月守ルナが2点と接戦に。接点により、クイズ番組ではお決まりの、最終問題は正解すると2319点が付与されることに! 優勝は家鴨まかもに決定。「複雑ですけど、嬉しいです!!」とコメントし、笑いを誘った。
第一回 イチナナVライバー サイコロートークィーンズ
最後の企画は、瞬発力やコミュニケーション能力が試されるサイコロトーク対決。この対決にはおーり、清楼銘、天白まぅゆが参戦した。トークは往年の人気番組のサイコロテーマに沿って進行された。
トップバッターはおーりで、テーマは「今年一番恥ずかしかった話」に決定。酔っ払った状態でVライバーのサーバーに突入、結局誰とも友達にはならずに、記憶もなくその場を去った、という苦いエピソードを明かした。
次は清楼銘の番となり、「ささやかな幸せ」がトークテーマに。これに対し「清楼銘」さんは、「配信の活動のお給料日が15日。銀行口座を見せながら配信をしているが、15日にお給料が入っていると幸せを感じる。みなさんからいただいている幸せです!」と笑顔でコメントした。
天白まぅゆのテーマは、「今年のうちに言っておきたい」に決定。「今年は19歳で厄年だった。その通り、災難ばかりが起こった」と過去の災難を吐露する。これに対し、他のライバーからは厄除けを勧める声が。「リーズナブルに厄除けできるから絶対にしてもらったほうがいいよ」とライバー同士の日常会話に、視聴者もほっこりしたに違いない。
トークは2周目に突入し、会場もすっかり温まっていた。そして見事優勝に輝いたのは、清楼銘。テーマ「これって私だけ?」の回にて、「麻婆豆腐を食べると、サラサラになってしまう」というユニークなエピソードを披露したのが、審査員のカカロニ・栗谷に響いたようだ。ちなみに清楼銘曰く、唾液に特殊な酵素が入っている体質のため、麻婆豆腐を食べるとサラサラになるそうだ。真相は未だわからず……。
ゲーム・クイズ・トークを通じて、イチナナライバーの新たな一面が垣間見れた今回の番組。会場の熱気とともに大盛り上がりのなか、公式配信は幕を閉じた。
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