すしらーめん《りく》、新居として“学校”を購入 修繕費4000万円超も……視聴者尊敬

 YouTuberのすしらーめん《りく》が、2023年12月28日に自身のYouTubeチャンネルを更新。学校を新たな家、そして実験場に選んだことを報告し、視聴者から大きな反響が寄せられている。

 すしらーめん《りく》は、独創的なイタズラやスケールの大きな実験の動画を得意とするYouTuber。メインYouTubeチャンネル「SUSHI RAMEN【Riku】」の登録者数は、2023年12月31日時点で768万人を超える。

 スケールの大きな実験動画を繰り返すため、過激な爆破実験などを行うスペースに悩んでいた。そこで、大きな屋根付き施設、校庭などを有する「学校(廃校)」を新たな拠点に選んだ。賃貸ではなく購入したそうだ。

 ルームツアーを行うと、まず膨大な数の鍵に四苦八苦するすしらーめん《りく》。1つ目の扉の鍵をなんとか見つけると、校舎内のそこかしこにある教室に「実験し放題でしょう!」と興奮していた。

 家庭科室にはコンロや冷蔵庫などもあり、準備室には食器なども揃えられている。ここで自炊することもできるわけだ。職員室は“編集作業部屋”にする構想を明かしていた。さらに保健室を見つけて、テンションが上がるすしらーめん《りく》は、「ここで寝る!」と宣言していた。

 2階建ての校舎には、“懐かしい水飲み場”も。裏口には階段もあり、早速その造りを活かした実験動画の構想も浮かんでいた。もちろん、屋上も完備されている。さらに実験動画を撮影するにはもってこいの体育館には、マットやパイプ椅子などなどたくさんの備品が残っている。プールもあるが、こちらは「埋められてしまった」ようで、実際覗いてみてもかなり汚れてしまっていることがわかる。

 しかし、実際に住むためには600万円という費用で水道を通し、スプリンクラー設置をしないといけないそうだ。そして至る所がボロボロで、修繕するには相当な費用を要する。たとえば、電気を開通させるために「1100万円(字幕から引用)」、校舎の修繕に「1500万円(字幕から引用)」、プールを綺麗にするためには「1000万円」を要するそうだ。

 そこですしらーめん《りく》はクラウドファンディングを実施することに。5年間かけて準備してきたすしらーめん《りく》の野望を応援する人は多く、目標金額は900万円に設定されているが、それに対し、すでに「57,293,949円」が集まっている(12月31日16時現在)。募集終了まで63日も残っていることから、まだまだここからら増えていきそうだ。

 今回の動画に対して、視聴者は「これ森とか土地とか施設とか掃除と水道管理と雑草除去とか施設修繕とか毎年何千万円も労力と維持費いるやろ…すごい…まじで応援してる」「これだけの規模を日本でやるのは相当大変なことだと思うし、尊敬する!」といった声が寄せられている。

 動画の最後にすしらーめん《りく》は「夢だった学校! ヤバいでしょう。ここに住んでるバカいないでしょう!」と誇らしげに語っていた。この巨大なプロジェクトは長い時間を掛けて、ピリオドを迎えそうだ。まずは序章となる本動画を、気になる人はぜひチェックしてみよう。

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