豪邸の次は高級時計……。この夏、ヒカキンの散財が止まらない。

　2023年8月1日に公開した動画で、都内にある20億円の賃貸物件に引っ越したことを報告したヒカキン。賃貸とはいえ、価格が価格なだけに初期費用を相当費やしたものと思われるが、“耳寄りな話”は、こちらの懐事情を待ってはくれない。このほど、腕時計コレクターとして知られる彼のもとへ、聞き捨てならないレアアイテムに関する情報が舞い込んできた。

　8月19日に公開した「【ガチ貯金残高ゼロへ】20億円の新居祝いで超ヤバい時計を購入で破産へ…【ロレックス デイトナ ル・マン】」と題した動画でヒカキンは、「20億円新居に引っ越したてで、貯金残高激減り中のヒカキンです」と自虐的な挨拶をし、「ようやく新居にも慣れてきたかなというこのタイミングで、すごい連絡が来てしまいました」と明かした。

　連絡の送り主は、行きつけの中野ブロードウェイにある高級時計店「ジャックロード」。お得意様であるヒカキンに対し「すごい時計がいくつか入ってます」と報せたそうだが、当の本人はというと「引っ越し費用すごくてさ。一番貯金残高バーン！　減ってる時にきちゃったのよ」と、複雑な表情。そこで、あえて商品名も値段も聞かず、店舗で実際に見て気に入ったら“新居祝い”として買うと伝えたのだとか。「ガチめに本当に高すぎると僕、個人口座の貯金が0円になるかもしれない」と一抹の不安を抱えながらも、「ジャックロード」へと訪れたヒカキン。そこで用意された腕時計は、「ロレックス コスモグラフ デイトナ ル・マン Ref.126529LN」で、値段は税込3500万円だった。実物を目の当たりにすると、ヒカキンは「Oh my goodness!」「ヤバい！」と驚きをあらわにした。

　実はヒカキンによると1～2カ月ほど前、ロレックスのYouTubeチャンネルに、同腕時計のPVのような動画が投稿されており、コメント欄に「最高過ぎるだろこれ、、、」と書き込んでいたのだという。ヒカキンが「これ日本でしてる人、まだ全然少ないですよね？」と尋ねると、店舗のスタッフは「いらっしゃらないと思います」と即答した。もともと気になっていたアイテム、それも、現状日本でただ一人の所有者になれるのであれば、もう覚悟は決まったも同然ではないか。ヒカキンは一応ポーズとして試着を済ませると、「買いまーす」と即決。「過去最速の商談でした！」と興奮気味に語りながらも、ふと我に返り「貯金残高大丈夫かな……」と心配していた。

　購入手続きを終えると、新居へ帰宅。高級腕時計を12個収納できるボックスを取り出すと、最後の12個目として今回の戦利品を収納し「12本揃ったぞ！」と喜んだ。その一方で「もう怖くて家においておけない」と、これからは貸金庫にこの腕時計ボックスを預ける可能性を示唆し、「時計人生ゴールの可能性があるな」と漏らしていた。

　とはいえ、2021年8月10日に公開した動画にて、2本で合計1億1260万円のロレックスを購入した際には、「完全に僕の時計人生はいったんエベレストの頂上まで登り切った感じ」とやり切った感を口にしていたヒカキン。その際は、メインのYouTubeチャンネル「HikakinTV」が10周年を迎えた自分へのご褒美で、今回は自分への新居祝い……。そんなわけで、また何かの記念日にかこつけて衝動買いすることを期待したい。