オリエンタルラジオの藤森慎吾が購入したはいいものの、持て余していた巨大なキャンピングカー。そんな使い道のなかった一台が、数か月の施工期間を経て、オシャレなカフェスペースに生まれ変わったことがYouTubeで報告された。

　藤森がカフェスペースを設置した場所は、2021年1月に1265万円で購入したと報告した約600坪の土地。藤森はここに「サウナ村をつくる」というミッションを掲げ、自身のYouTubeチャンネルで、私有地の開墾プロジェクトを展開していた。自らのオンラインサロン『FILLLLAGE』のサロンメンバーを招聘し、バレル式サウナを手掛けたり、畑づくりをしたりする中、次の施工対象に選ばれたのは、マイクロバスほどのサイズ感がある巨大なキャンピングカーだった。

　2022年12月2日に投稿した動画では、このキャンピングカーを「オシャレなカフェ休憩スペースみたいな感じにしたい」という藤森の希望により、骨組みだけの「スケルトン」にした内装に手を加えていく様子を公開した。また同時期に公開されたバッドボーイズ・佐田正樹の動画では、車体を黄色にペイントする模様も伝えられていた。

　それから約半年後。2023年7月12日に公開した「藤森慎吾のサウナ村、FILLLLAGEのキャンピングカー内装がついに完成！」と題した動画で藤森は、キャンピングカーの前に立ち、「ついに内装も完成しました」と明かした。早速、中に入ると、そこにはウッド調にまとめられたカフェスペースが広がっており、藤森は「すごい、オシャレになってる！」と声を上げた。

　そこから、一つひとつの設備を詳しくみていくことに。長方形のテーブルをL字型に囲うソファースペースは、4人が腰掛けられる広々とした空間。ソファーに腰掛けて上を見れば、板張りの天井からランプシェードが吊るされている。また、キッチンカウンターはコンパクトサイズながらも、ゆとりのある調理スペースおよび収納スペースを搭載しており、機能性に優れた仕様になっていた。

　さらに、藤森とのコラボ動画で女性ゲストがサウナ村にやってくることも想定し、キャンピングカー内には更衣室と化粧直しのための鏡台まで設置。カフェ・休憩スペースとしてだけでなく、YouTuberとしての使い勝手の良さも考慮された至れり尽くせりの設計に、藤森は「これはナイスアイデアですね！」と喜んでいた。

　そして、施工を担当した協力者に対し、「本当に皆さんありがとうございました。僕が勝手にここにキャンピングカーが欲しいって持ってきたばっかりに……」と、改めて感謝を示した藤森。最後に、仕上げとして協力者たちがあえて残していた天井の一部分に板をはめ込んで、キャンピングカーづくりに参加していた証を残すことに成功した。

　こうして半年がかりで完成したキャンピングカーをベースとしたカフェスペース。今後ここを藤森がどのように活用していくのか、引き続き注目していきたい。