「99歳の祖父×芸能人の孫」による異色のチャンネルが人気を誇る　ほのぼのとした掛け合いが生む心地よさ

　祖母と2人暮らしの様子を届けるYouTubeチャンネル「あしなっすの1週間」が、いま人気を集めている。チャンネル登録者数は26.5万人で、「ほのぼのして癒やされる」と評される、彼らの人気の理由を紐解いていきたい。

　あしなっすの1週間は、現在99歳のおじいちゃんと、吉本興業所属のデカダンス・芦名秀介（現在32歳）の2人による、日常生活を動画で届けるYouTubeチャンネル。2022年の国内トップショート動画では「98歳と天皇陛下」という動画が6位になっており、現時点で1,851万回という驚異の再生回数を誇っている。

　同じ家で暮らす2人は、一緒にご飯を食べる様子や、芦名からおじいちゃんに「豪華な朝ご飯を作る」「サンタが本当に来る」といったドッキリ企画などを動画で投稿している。芦名は、テレビ番組出演など芸能活動もしながら、かたやYouTuberとしても活動している。また、身長が190cmある芦名は、180cm以上のためのアパレルブランド「BEE」を立ち上げており、マルチに活動しているようだ。

　一方のおじいちゃんは、笑いながら芦名と喋ったり、ご飯をおいしそうに食べたりと元気な様子を見せている。99歳という高齢ながらも、生き生きとして過ごすおじいちゃんは、度々視聴者を驚かせている。2023年1月には突如気絶したものの回復したことを報告しており、視聴者を安堵させた。

　おじいちゃんと孫の2人の日常を届けるYouTubeチャンネルが、チャンネル登録者数26.5万人という人気を誇る。コメント欄やSNSを見てみると「ほのぼのして癒やされる」という感想が多い。

　現時点でチャンネル内でもっとも再生回数の多い動画「【ドッキリ】９９歳と亀十どらやき」では、東京・浅草にある和菓子の名店「亀十」で購入したどらやきを、ドッキリでおじいちゃんにプレゼントする内容となっている。本動画では、おじいちゃんが喜び「おい、しゅーすけ。ありがとうよ！」と声を掛けたり、おじいちゃんが喜ぶ姿に笑みを浮かべる芦名の姿を見られたりと、2人のほのぼのとした掛け合いが心地よい。視聴者からも「2人の掛け合いが愛おしい」「自分もこんなおじいちゃんになりたい」といった、好意的な意見が目立った。癒やしを求めて、あしなっすの一週間の動画を視聴しに来る視聴者が多いようだ。

　たしかに、YouTubeで見られる2人のほのぼのとしたやり取りは、見ていて元気をもらえる。日常生活に疲れていて癒やしを求める方こそ、ぜひあしなっすの1週間の動画を視聴してみてほしい。