20代の丸の内OLでYouTuber「あま猫」が、新車価格2000万円超の国産スーパーカー「ホンダNSX」を納車したと報告した。

　あま猫は「平日は丸の内OL、休日は車好き女子」を自称するインフルエンサー。公式YouTubeチャンネル「あま猫 / AMA」では主に車関連の動画を投稿し、登録者数は23年2月21日時点で12.1万人を数える。愛車は「SUBARU WRX STI」と「フェラーリ ポルトフィーノ」に、納車待ちの「レクサスIS500 First Edition」だ。

　23年1月21日に公開した動画では、東京・銀座の高級車販売店へと訪れ、真っ赤なボディカラーが印象的な「ホンダNSX」に一目惚れ。ダメ元でローンの審査を依頼したところ、無事に通過し、悩んだ末に「せっかくローンを通していただいたので、男気を見せまして……」と、購入を決断した。あま猫は「『（レクサス）ISが納車される前に何をしてるんだ』っていうコメントは想像できるんですよ」と衝動買いを反省しつつも、「YouTube（チャンネル登録者数）10万人の達成記念ということもありますから。10万人達成記念のご褒美？」とこじつけていた。

　購入決断からおよそ1か月後、ついに納車の日がやってきた。

　2月18日に公開した「【神回】20代丸の内OL 念願の国産スーパーカー ホンダNSXが納車されました！ HONDA ホンダオブアメリカ Ferrari フェラーリ女子 丸の内OL【車好き女子*あま猫】」と題した動画であま猫は、約1か月ぶりに高級車販売店を訪問。「今日なんですけど、やってきました！ NSX納車日でございます」と伝え、「昨日は寝れないぐらい興奮していたんですけど、これからようやくご対面できるということなので、早速行っていきたいと思います」と言い、入店した。

　そして駐車スペースでホンダNSXと対面を果たすと、あま猫は「めっちゃカッコいい」とウットリ。ホンダNSXの隣には、あま猫のたっての希望により、愛車「フェラーリ ポルトフィーノ」も置かれていた。ボディカラーがブルーのフェラーリと、レッドのNSXがそろい踏みする姿は圧巻で、青と赤のコントラストも美しい。その後、販売店のスタッフから花束を贈呈されると、「NSXオーナーになりました」と声を弾ませた。

　これで4台の車のオーナーとなったあま猫。ホンダNSXの新車価格は2000万円を優に超える。これまでの愛車の新車価格も高額で、SUBARU WRX STIは約400万円、フェラーリ ポルトフィーノが2700万円、レクサスIS500 First Editionが850万円であることから、すべて新車で購入したと仮定すると、約6000万円を投じている計算になる。いったいどこにそんなお金があるのか……という無粋な勘繰りはさておき、いずれにしても、20代にして自分の好きな車に囲まれる夢のような生活を手に入れた彼女は、YouTubeドリームの体現者の一人と言えるだろう。