『今日好き サムイ島編』2話ーー「すごい距離が近くて嫉妬した」ライバルのデートが決まり悔し涙を流す場面も

『サムイ島編』第2話の注目ポイントは? 男子メンバーを軸に振り返る

 最初から率直な感想になってしまうのだが、『サムイ島編』第2話のダイジェストをどうまとめようか迷っている。というのも、難しいところが2点。メンバー間の恋の矢印が人知れずに変わっていることと、気になる相手が離れてしまった際の嫉妬心が、その次の場面でもまた別の誰かの嫉妬心を生む、連鎖式な恋模様となっているからだ。そこで本稿では、男子メンバーのみを軸にオンエアを振り返っていきたい。

さんざ

 押しも押されぬ『サムイ島編』の“主人公”こと、さんざ(久保田燦)。こはる(黒江心温)とみさき(佐野実咲)の人気女子2名から想いを寄せられており、こはるは周囲に“さんざ一筋”であることを公言。女子同士での手押し相撲対決で、ライバルのみさきが優勝し、さんざと共にふたりきりでナイトプールに行くと決まった際には、一人悔し涙を流す場面もあった(この涙について、スタジオの“恋愛見届け人”たちが“悲しい涙”なのか“悔し涙”なのかを解釈バトルする姿も、最近の『今日好き』では本当に稀に見る白熱ぶりだったのがよかった)。

 対するみさきは、前述の通りふたりきりのナイトプールで甘い時間を過ごす。さんざは彼女をフラミンゴをモチーフにしたボートに乗せて、のんびりと水面をたゆたい、時には水のかけあいも。プールサイドでは、彼女の方からの誘いで自然と手繋ぎにも発展した……と、ここまで書いていて気づいたことが。さんざサイドからのアプローチが、やはりどうしてもあまり見られない。こはるとみさきの想いに気がついていながらも、やはりいつもの“俺様キャラ”で平常運転な場面ばかりが思い浮かんだ。

 例えば第3話以降で、男子同士が何か対決をし、そこでさんざが優勝した際、彼女たちのどちらかを誘うかで、その本心が見えそうではあるが……。そのときが待たれるばかり。

きょうへい

 第1話のダイジェストにて記したとおり、今年度の『ミスコン』出身者であるきょうへい。第2話では、同じ『ミスコン』メンバーのこはると2ショットをしたが、こちらは予想外の展開に。きょうへい自身、第一印象では気になった相手としてこはるを指名していたのだが、お互いに“友だち感覚”の方が恋心を上回ったのだろうか(こはる自身はその旨を口にしていたが)。第2話終盤では、この旅唯一のギャル枠であるあいみ(伊藤愛依海)とよい雰囲気に収まっていた。

 お互いに料理が趣味だったり、タン塩が好きだという食の趣味が通じていたり。実は、この日の午後にふたり乗りのカヌー体験をする時間が設けられていたのだが、その際にこのふたりはペアに。直前にこそ、きょうへいはこはるだけを気になっていると語っていたはずだが、気づけば人知れずに心変わりをしていたようで、彼の想いがあいみに引き寄せられていることは、第3話の次回予告でも確認されている。もしこのふたりが結ばれれば、またしてもビッグカップル誕生となるが……?

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