YouTuberのはじめしゃちょーが、710万円分の年末ジャンボ宝くじを開封する動画を公開した。

　はじめしゃちょーは22年12月12日、Twitterに「RTの数×100円分年末ジャンボ宝くじ買います！」と投稿。同日内を期限としたところ、リツイート数は驚異の7.1万に達し、710万円分の宝くじを購入することが決定していた。

　23年1月13日に公開した「【10億円】年末ジャンボ宝くじを710万円分買ったら何円当たるの？」と題した動画ではじめしゃちょーは、束になった宝くじの山を前に「ついに来ました！ 年末ジャンボ宝くじ710万円分、開封しまーす！」とタイトルコール。リツイートしてくれた人たちに「その節は皆さん、どうもありがとうございました。マジでありがとう」と感謝の気持ちを伝えつつ、「だって今から710万円どころじゃなくて10億円になるからなぁ！」と、1等・前後賞合わせて10億円の当選に期待をかけた。

　過去にも宝くじを購入する動画を投稿したことのあるはじめしゃちょーだが、今回は気合の入れ方が違う。「宝くじが当たる」と評判の売り場を求めて日本各地を巡回。神奈川県「横浜ダイヤモンドチャンスセンター」、東京都「西銀座チャンスセンター」、静岡県「鈴木たばこ店」、愛知県「名駅前チャンスセンター」、富山県「太郎丸チャンスセンター」、大阪府「大阪駅前第4ビル特設売場」の計6か所の売り場で、連番とバラをそれぞれ60万円分購入してきたという（※西銀座チャンスセンターのみ、バラ50万円分、連番60万円分購入）。

　710万円分の宝くじで果たして何円が当たるのか。素朴な疑問を解消するために早速、宝くじをチェックしていくはじめしゃちょー。しかし、7等の300円、6等の3000円、5等の1万円までは当たるものの、下4桁一致でもらえる4等「5万円」は一向に当たる気配がない。その後、数時間かけて神奈川「横浜ダイヤモンドチャンスセンター」で購入した宝くじを集計した結果、7等300円が400枚で12万円、6等3000円が40枚で12万円、5等10000円が6枚で6万円となり、合計当選金額は30万円となった。購入金額が120万円であるから、90万円のマイナス。はじめしゃちょーは「どうすんの。これマジで……」と嘆くしかなかった。

　売り場一つ分の集計を終えた時点で、連番に対してバラの確認があまりに大変との結論になり、バラは後回しで連番のみ集計していくことに。こうして連番の集計をすべて終えると、「名駅前チャンスセンター」が12万円、「大阪駅前第4ビル特設売場」が17万円、「西銀座チャンスセンター」が20万円、「太郎丸チャンスセンター」が12万円、「鈴木たばこ店」が22万円となった。はじめしゃちょーは疲労困憊の様子で「こんなに出ないものなんだ……」「バチバチのマイナスでございます」とポツリ。だが、まだバラがある。後日バラを機械に通して集計するそうなので、その結果に期待したい。

　本動画の再生回数は1月14日夕時点で175万回。急上昇ランキングでも上位にランクインしている。高額当選の可能性を秘めた宝くじには、人を惹き付ける力があることがよくわかる。なお今回の年末ジャンボは、はじめしゃちょーだけでなく、ヒカキンも1万枚購入したことを動画で報告している。これらの動画がバズれば、年末ジャンボの大量買い動画が今後、多くのYouTuberの間で恒例化し、YouTubeにおける年初めの風物詩となっていくかもしれない。