音楽と星空をともに楽しむラグジュアリーな時間　『glo™ under the Stars』レポート

　音楽ライブでは、Michael Kaneko、bird、DOZAN11 a.k.a 三木道三の3組のアーティストが今回のイベントのために特別なアコースティックセットで出演。その合間にはキャンドルアーティスト、CANDLE JUNEによる空間演出のパフォーマンスも行われた。また会場内にはglo™プロデュースのDJ CARも登場し、UNA + MATCHA、DJ SARASA、☆Taku Takahashi（m-flo、block.fm）、TJOが出演した。

　DJ CARに乗り込んだUNA + MATCHAとDJ SARASAがハウスミュージックで会場をウォームアップしたあと、夕暮れ時にギター1本を携え、ステージに姿を現したMichael Kanekoは、オープニング曲として、チルなテンポの「Alive」を披露。その後、藤原さくらとのコラボ曲「DRIVEAWAY」、「These Nights」など自身の人気曲を含む全6曲を優しく響くシルキーな歌声で情感たっぷりに歌い上げ、会場を魅了した。

　Michael Kanekoのステージの後にDJ CARに登場したDJ SARASAが、ブギーなディスコを中心にプレイで会場を盛り上げると2番目のライブアクトとして、birdが登場。夜空に星が少しずつ輝き出した時間帯に行われたこのライブステージでは、「満ちていく唇」やMONDO GROSSOとのコラボ曲「TIME」、身体が暖まるアップテンポの「ミラージュ」やしっとりとしたバラード「コーラルガーデン」などが披露されるなど、ソウルフルかつオーガニックなパフォーマンスに来場者が酔いしれた。

　続いて、☆Taku Takahashiは、J-POPクラシックとして知られる久保田利伸の「La La La Love Song」でDJプレイをスタートすると、前半はSIRUP、宇多田ヒカルや自身もメンバーであるm-floのヒット曲など、J-POPの有名曲中心に選曲。その後、アップリフティングなハウスやドラムンベースなどもプレイしながら、会場の熱気を高めていった。またDJプレイの終盤には夜空にハートを描くドローンショーも行われた。

　3番目のライブアクトとして登場したDOZAN11 a.k.a 三木道三は、流麗に響くピアノの音とともにライブをスタート。ポジティブなレゲエチューン「明日の風」の当日用特別アレンジや輝かしい未来について歌う「新しい未来」のほか、自身の代表曲「Lifetime Respect」の3曲を披露した。またライブ中にはスマホを掲げて、ライトを照らすことを来場者にリクエストするなど、レゲエをルーツに持つアーティストらしいパフォーマンスが行われ“One Love”なムードを演出。この日会場に集まった全ての人に対して、リスペクトを表明しながら、星空の下、会場をひとつにしていく姿が印象的だった。

　DOZAN11 a.k.a 三木道三からバトンを受け継いだTJOは、ラグジュアリーなイベントにふさわしいスムースで上質なレゲトンやハウスをプレイ。約1時間にわたり、定評ある抜群の選曲センスを発揮しつづけ、心地良い音楽で会場を優しく包み込んだあと、☆Taku Takahashiのプレイ時に引き続き、夜空に星を描くドローンショーが行われた。

　またイベントの終盤には豪華な景品が当たるロッタリーが行われたほか、星空に向けて、ランタンを飛ばすセレモニーも実施されるなど、最後まで特別なひとときを楽しめる内容になっていた。

　都内でありながらもラグジュアリーなグランピングや音楽ライブ、料理を楽しめたことで、まさにアーバンリゾートな体験を味わえるイベントとなった「glo™ under the Stars」は。当日の様子は近日中にディスカバリーglo™のサイトから配信される予定なので、内容が気になった人は、ぜひ、そちらもチェックしてほしい。

　またblock.fmとglo™は、「glo™ hyper X2」の再発売とともに、全国に“ひとときの喜び”を届けるDJ CARツアーも計画中とのこと。近日中に公開されるツアーの詳細を楽しみにしておこう。