「身体が大きいことで先輩にいじられて悔しかった」 関口メンディーが学生たちに伝えた“ネガティブをポジティブに変える方法”

 関口メンディーが中高生50名を前に、“夢”に関する特別授業を行った。

 現在放送中の、関口メンディーが演じる高校教師、大地大輔が様々な問題を抱える生徒とコミュニケーションを取っていくことが物語の軸となっているドラマ『覆面D』。この日はその役柄にちなんだ「『覆面D』メンディー先生の特別ホームルーム」として、関口が自ら学校を訪れ、トキワ松学園の中学1年生から高校2年生までのダンス部の生徒およそ50人の前で、”夢”に関する特別授業を行った。

 大興奮の生徒の拍手で迎えられた関口は、生徒とともに『覆面D』のダイジェスト映像を視聴し、ホームルームは始まった。放映後、関口は自身の経験を振り返りながら、学生時代に身体が大きいことから先輩にいじられて悔しかったことや、コロナ禍でのライブの中止を挙げ、「経験したことで同じような境遇にいる人に共感することができる」と、ネガティブな経験もポジティブな発想に活かすことができると力説。

 「例えば僕は野球部だったんですけど、後輩の何人かがちょっと悪いことをして、高3のときに大会に出ることができなくなったんです。みんなも今コロナ禍で行事ができなくなることもあったと思うんですけど、そんなみんなの気持ちにすごく共感できる」と経験を交えて話すと、「コロナ禍に入ってできないことたくさんあったと思うけど、その中でも気付いたことある?」と問いかける。学校に行くことができなくなり、友達に会えず学校の存在の大きさを知った、合唱コンクールができなくなり、歌えなくなったことが辛かった、など生徒が語る赤裸々な気持ちを、関口は目線を合わせ頷きながら聞いていた。

 そして「今、僕はアーティストとして活動しているけど、コロナ禍でライブができなくなったときに、なんでアーティストをやっているのかとか、考える時間が増えたんですよ。コロナ禍じゃなかったらゆっくり考える機会がなかったと思うんです」と更に自身の経験を語ると、その際に自身の夢を書いた「ドリームノート」を見返したと語る。この日は生徒に「覆面D DREAM NOTE」と名付けられた用紙が配られ、一人ひとりが自身の夢を書き記すことに。

 自身の夢を書き始めようとする生徒に「難しく考えなくていい」と関口。「夢っていったらなにかの職業に就くことを考える人が多いかもしれないけど、どうしたいのかが大事だと思う。例えば僕は、人を楽しませることや笑顔にすることが好きなんですよ。だから高校の文化祭で漫才をやったりもしました。僕の場合、職業って手段なんです。あとは夢って結構変わるんですよ。僕は元々野球選手になりたかったんです。それは高校3年間野球やったあとに諦めてしまったんですけど、そのあとダンスに出会って、ダンスで人を楽しませたいって思うようになった。新しい夢ができるかもしれないときに、どういう人になりたいか、という目標があるとぶれにくくなると思うんです」と話した。

 さらに「夢はなくてもいいんです」と続ける。「そう簡単に見つからないと思います。夢を見つけるコツは、色んなものを見て知ること。どれもしっくりこなくてある意味遠回りになるかもしれないけど、見て知るということを続けていくと、そのうち自分のやりたいことに出会えます。みんなが今焦る必要は全くない」と力強く語りかける。生徒が用紙に記入している間は、関口もその様子を近くで見守り、声をかけながらコミュニケーションを取っていた。

 「夢を発表しておくと叶いやすくなります。それを知った周りの人が協力してくれるようになるし、言った手前やらないとなって思うから」と呼びかけると、生徒は各々の夢を発表。

 ミュージカル俳優や看護師、舞台美術、自信家など様々な夢が発表され、ひとつひとつに丁寧にレスポンスをする中で、その都度「なりたいものがあったらいつでも見られるところに置いておいたり、待ち受けにしておくことが大事」、「僕も人前で話すのが苦手だったけど、ずっと続けていたら話せるようになった」といった熱いアドバイスもあった。

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