『私たち結婚しました 3』（ABEMA／以下『わた婚3』）が、ついに最終回を迎えた。“もしも、あの芸能人が結婚したら？”をコンセプトにした本番組は、韓国で大ヒットした結婚モキュメンタリーの日本版リメイク。シーズン3となる今回は、佐野岳＆島崎遥香の“がくぱる夫婦”と、中田圭祐＆川島海荷の“けいうみ夫婦”の期間限定の結婚生活に密着した。

　まるで熟年夫婦のような安心感を届けてくれた“がくぱる夫婦”と、新婚特有のドキドキを感じさせてくれた“けいうみ夫婦”。そんな2組の儚くも美しい日々を優しく包み込んできたのが、miwaの歌声であり、本作の主題歌「君が好きです」である。

　本稿では、miwaが想いを込めて綴った「君が好きです」のキュンとする歌詞とともに、それぞれの“夫婦”の軌跡を振り返っていきたいと思う。

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＜『私たち結婚しました 3』インタビュー＞
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“けいうみ夫婦”の軌跡が、歌詞にリンクしている……？

　自然なラブラブっぷりを披露してきた“けいうみ夫婦”の軌跡は、「君が好きです」の歌詞にリンクしている！ とSNS上で話題を集めた。たしかに、歌詞をじっくり見ていると、2人の日常を反映させたかのような部分がたくさんあった。

　まず、1番のAメロ＜最初から特別だった／初めて出会ったあの日から／一緒に写った写真　お揃いのTシャツ／君との思い出が増えていく部屋＞。このパートを聴いたとき、「けいうみだ……！」と感じた人も多いのではないだろうか。2人が初対面したのは、夫婦にとって“特別”な場所である結婚式場。“妻”となる川島のウエディングドレス姿を見て、「……綺麗です」とぎこちなく声をかけていた中田の姿を思い出す。

　2歳の年齢差もあり、最初はなかなか距離が縮まらなかった“けいうみ”の心がグッと近づいたのは、やはり一緒に暮らす部屋に入居してからのように思う。“お揃いのTシャツ”に着替えて、“写真”を撮りあう。自宅でリラックスしながら過ごした時間は、お互いの関係を“夫婦”だと自覚するきっかけにもなったはずだ。

　そして、＜知れば知るほどに恋に落ちていく／笑い方も歩き方もそれから愛し方も全部＞とあるように、“けいうみ夫婦”はお互いを知り合う過程で、じっくりと恋に落ちていった印象が強い。しっかり者の“うみちゃん”が、実は照れ屋で甘えん坊なところ。少年のような“けいぴー”だけど、意外と頼りがいがあるところ。相手の意外な一面を見た時に、2人の距離はさらに近づいていく。

　それにしても、これまでの“夫婦”のなかで、ダントツで友達感が強かった2人が、こんなにラブラブになるとは……。癒しの時間を届けてくれた“けいうみ”に、感謝の気持ちを伝えたい。