見知らぬ地下室の次は、立ち入り禁止の屋上――。YouTuberのはじめしゃちょーが所有する3億円の豪邸の非公開だったエリアが次々とYouTubeで紹介されている。

　2021年8月28日公開の動画で、自身ゆかりの地である静岡に建つ中古の一戸建てを約3億円で購入したと報告したはじめしゃちょー。同年9月1日にはルームツアー動画を公開し、1階から4階まですべてのフロアと設備を網羅的に披露したはずだった。

　ところが2022年3月21日公開の動画で事件が起きる。本動画は3億円の豪邸を舞台に、かくれんぼ日本代表のメンバーとかくれんぼ対決をするという内容だったのだが、その過程で、人がなんとか住める程度のスペースがある謎の地下室を発見。はじめしゃちょーは「俺んち、地下あったん？」と驚きをあらわにした。

　この地下室が最期の未開拓エリアかと思いきやそうではなかった。同年5月28日に公開された動画ではじめしゃちょーは、3億円の豪邸に「あと1か所だけ見てないところがある」と言い、その場所が屋上であることを明かした。「屋上だけ見てもないし、行ってもないんですよ」とのことで、今回、管理人のだいちぃとともに安全確保のためのハーネスとヘルメットを着用して屋上へと向かうことになった。

　なお、四階ベランダにある屋上への入り口は、人ひとりがようやく入れる一般家庭における天井点検口程度の大きさしかなかった。しかも、階段などはない。そこで、はじめしゃちょーは大きめの脚立を用意。落下しないように慎重に脚立を登り、万が一の落下を防止するためにハーネスのフックを入り口に固定して屋上へ這い出る。「YouTuberってすごい仕事だな……」と思わず漏らしてしまうのも無理はない。

　その後、何とか屋上に上がることに成功したはじめしゃちょー。右手には静岡の海岸線、左手には遠くに霞む富士山という絶景を眼前にし、「うわー！すごい！」と声を上げ、「静岡が一望できますよ」と声を弾ませた。未開の屋上は、空調設備などが置かれているかと思いきや、何もない長方形のだだっ広いスペースだった。ただし、四方を囲う柵が一切ないため、このままの状態で利用するにはかなり危険だ。

　とはいえ、屋上のど真ん中でアウトドア用のイスに腰かけるとはじめしゃちょーは「やべえこれ！」と叫び、「これ絶対近所の人に迷惑掛かんないじゃん。バーベキューしても煙絶対飛んでいかないでしょ？」と夢を膨らませた。そして、「全然まだ改造の余地があると思うので、ここも何かのスペースにしたいっすね」と願望を口にしていた。

　初登場してから既に9か月以上が経過した3億円の豪邸だが、今後まだまだ進化していきそうだ。