女子小学生500人が憧れている芸能人　1位はヒカキン、2位はフワちゃん

　タレント養成・マネージメントを行う株式会社テアトルアカデミーは、全国の女子小学生500名を対象に「芸能エンタメに関する調査」を実施した。

　本調査では、「アイドル」「YouTuber」「ファッションモデル」になりたいと考える人が多いという事実やSNS・プラットフォームの利用状況が明らかに。また、女子小学生の親にも調査を実施。15.8%の人が子どもに芸能オーディションを受けてほしいと思ったことがあることが分かった。

　女子小学生に対して、芸能界への意識を調査するため、芸能人になれるとしたらなりたいと思うか質問。結果、半数近くが「なれるならなりたい（47.6%）」と回答。さらに、どのようなジャンルで活躍したいかという質問に対して最も回答が多かったのは「アイドル（39.5％）」だった。理由については、「好きなアイドルがいるから（大阪府・小学2年生）」「可愛い洋服を着て踊りたい（静岡県・小学4年生）」「ダンスや歌が好きだから（埼玉県・小学1年生）」といった意見があった。

　2番目に多かった「YouTuber（38.7％）」については、「世界中の人達に情報を発信できるから（東京都・小学5年生）」「みんなに楽しく伝えられる（長野県・小学2年生）」という声のほか、「広告収入を得たいから （千葉県・小学6年生）」といった現実的な意見も。また、続いて多かった「ファッションモデル（34.5％）」では、「可愛い洋服を着て写真を撮ってもらうことが好きだから（長崎県・小学1年生）」「雑誌に出ているモデルに憧れるから（宮城県・小学5年生）」のようなファッションやモデルそのものへの憧れに関する理由が目立った。

　また、女子小学生の子どもがいる人に対して、自分の子どもが芸能界に挑戦したいと言った場合、応援するのか質問。結果、「応援する（27.2%）」「どちらかというと応援する（43.6%）」を合わせると、約7割の親は子どもの芸能界挑戦に対して、背中を押すことが分かった。

　また芸能事務所に対して求めることを女子小学生の親に対して質問したところ、「トラブルから守ってくれる（74.2％）」「初心者へのバックアップが手厚い（49.0％）」「知名度がある（36.0％）」と回答する人が多くいた。

　さらに、自分の子供ども芸能界入りすると想定したときに、どのようなことに不安を感じるかという質問に、半数近くが回答したのは「学業との両立（61.8%）」。続いて回答が多かったのは「プライバシーがないこと（58.4%）」「SNSでの誹謗中傷（50.8%）」となった。特に初めての事務所選びでは、様々な不安を払拭するためにレッスンなど、バックアップ体制が整っていることが重要といえる。

　自分の子どもに芸能オーディションを受けてほしいと思ったことがあるか聞いたところ、15.8％の親が“ある”と回答。そのうち、「何度もある」と回答した人は4.0％だった。6人に1人近くの人が自身の子どもにオーディションを受けてほしいと思った経験があることが明らかに。

　小学生の間でも、自分専用のスマホ保有率は年々増している。SNS・プラットフォームの利用について質問したところ、利用していないと回答した人は、11.6％。9割近くの女子小学生が、SNS・プラットフォームを利用していることが明らかに。利用しているのは、「YouTube（83.2%）」が最も多く8割を超え、「TikTok（15.2%）」「Instagram（10.6%）」「Twitter（10.2％）」も人気だった。また、高学年の方が、全体的に利用率は高いということも分かった。

　女子小学生におけるYouTube利用率の高さも明らかに。今まで動画を投稿したことがあるかを質問。「何度もある（5.2%）」「ある（4.0%）」を合わせると結果は9.2%。8割を超えたYouTube利用率に比べると低い結果ではあったものの、女子小学生の一定数は動画を投稿した経験があることが分かった。

　TV、雑誌、SNS等で芸能人のファッションを目にすることができる。参考にした経験の有無について、「何度もある（8.2％）」「ある（15.6％）」を合わせると、4人に1人近くが、“ある”と回答。様々なツールの普及によって、芸能人のファッションを目にする機会は増えており、現代の女子小学生の多くは、芸能やファッションに対して、高い意識を持っている。

　最後に、女子小学生に憧れている芸能人を自由記述回答（フリーアンサー）してもらいました。その結果、1位HIKAKINさん、2位フワちゃん、3位NiziUが、多くの女子小学生から支持された。YouTuber、タレント、アーティスト、女優など、幅広いジャンルで活躍する方々がランクイン。また、選んだ理由についてもアンケートを実施したところ、憧れる理由も様々。現代の小学生が好む芸能エンタメの傾向が明らかになった。

女子小学生が憧れている芸能人ランキング

1位：ヒカキン

「皆が出来ないこと、やらないことをバンバンやるので（栃木県・小学5年生）」
「動画の内容がとても面白いので（埼玉県 ・小学4年生）」
「ゲーム配信が面白いから（埼玉県・小学2年生）」
「ユーチューブで小さい頃から見ていて、知り合いのような感覚のため（茨城県・小学1年生）」
「笑顔になれる（愛知県・小学4年生）」

2位：フワちゃん

「面白いのに才能がたくさんあるから（三重県 ・小学5年生）」
「はっきりと物事を言うことが出来て、かっこいいから（東京都・小学6年生）」
「元気いっぱいでカラフルなので（東京都・小学2年生）」

3位：NiziU

「歌って踊って、可愛くかっこいいから（高知県 ・小学1年生）」
「ダンスがうまい（京都府・小学5年生）」
「歌って踊って、可愛くかっこいいから（高知県 ・小学1年生）」

4位：橋本環奈

「かわいくて、いろんな演技ができてすごい（愛知県・小学5年生）」
「目が大きくてインパクトがあり、性格がかわいいと思うから（愛媛県・小学6年生）」
「キレイな人だから（石川県・小学1年生）」

5位：北川景子（同率）

「家庭と仕事を両立しているところ（東京都 ・小学6年生）」
「顔立ちに憧れる（東京都・小学2年生）」

5位：浜辺美波（同率）

「可愛くて演技が上手いから（新潟県・小学1年生）」
「綺麗なので（茨城県・小学5年生）」

5位：広瀬すず（同率）

「可愛いから（東京都・小学6年生）」

■調査概要
女子小学生における芸能エンタメに関する調査
調査方法：WEBアンケート調査
調査対象者：全国の女子小学生500名・全国の女子小学生の子を持つ男女500名
（全国の女子小学生の子を持つ男女500名による代理回答を含む※子どもと一緒に回答）
調査実施日：2021年10月25日～29日
調査主体：株式会社テアトルアカデミー