韓国トレンドの「クアンク」を使って盛れる! 新たなスタンダードを確立するプリ機『97%』がすごい
”−3%の抜け感”をキーワードにしたプリントシール機(以下、プリ機)がフリューから登場する。コンセプトの通り、名前は『97%(キューナナパーセント)』。
やり過ぎず、抜け感を意識した仕上がりになるというこのプリ機のもうひとつのキーワードが”クアンク”だ。韓国語で「着飾っているようで着飾っていないような」を意味するこの言葉は、2020年ごろから流行に敏感な韓国好きティーンの間で話題になっていたものだ。ナチュラルなのにオシャレ、というイメージで、おしゃれのポイントは押さえつつラフに仕上げるのがコツ。ベージュや薄いブラウンなど、柔らかい印象の色を使ったしつこくないメイクやファッションで抜け感を感じさせる。
今回フリューはこのプリ機に、それに合わせた韓国っぽさを重視したスタンプやメイク、ヘアカラーなどを用意した。
プリ機のポイントは主に3つ。1つ目は、”クアンク盛れ”×『盛れる椅子』で実現するこだわりの写りだ。
”−3%の抜け感”を意識したクアンク盛れは、艶キラおめめとラベンダーテイストで作られるという。アーチ状のアイキャッチライトを瞳に入れることで、自然な艶っぽい輝きをゲット。肌はふんわりとしたマシュマロっぽい質感することで、キラキラの目をより強調する仕上がりに。さらに瞳に透け感を作ることで従来のプリとは違う強過ぎない印象も作り出している。
また、全体が柔らかい印象になるラベンダーテイストにしているのも、抜け感を作るためのポイント。こうした工夫で、しっかりと肌とパーツは盛れているのにしつこくないという絶妙な「−3%」の抜け感を可能にしている。
さらに、プリ機に入ると確認できるのが『盛れる椅子』と「ズームボタン」だ。『97%』では、すべての写真を座って撮影。このイスを用意したことで撮影者の立ち位置の前後差はもちろん、身長差の問題も解消できるように。「ズームボタン」を使えば何度でも画角を調整することも可能で、完成した時にバランスの良いプリを撮ることができる。
ポイント2つ目は豊富なシールのバリエーション。新たなシールレイアウトとしてトレーディングカード風にデザインされた『プリトレカ』と自作のステッカー「インス」を意識した正方形の『プリインス』を搭載した。レイアウトするプリの形やふちの色・柄を選ぶなど自分で自由にカスタムし、自分だけのオリジナルのシールを作ることができる。
撮影前に打ち込んだ英数字でもオリジナリティを演出。スタンダードは自分の名前やニックネームだが、記念日や推しの名前などを入れると一気にオタ活を華やかにするアイテムに。推しのグッズを持って撮ったプリに入れたい文字を合わせれば、自分だけのグッズを作ることができる。
どちらのレイアウトもスマホケースに入れたりちょこっとどこかに貼ったりするのにちょうどいいサイズ感になっているので、様々な目的で使うことができるデザインと言えるだろう。
最後のポイントはトレンドをしっかり掴んだ「クアンクトッピング」だ。イマドキなタトゥーシールに加えて、前髪だけブリーチして色を入れる”ミストバング”や一部分だけのカラーリングの”インナーカラー”を可能にする「ヘアカラー機能」を用意。学生や社会人など、実際にはできない人も『97%』を使えば遊び心と抜け感のあるヘアーを体験できる。
また、落書きの際にもズーム機能があるためこだわりの位置にタトゥーシールを貼ることも可能に。細部までこだわって”イマドキ可愛い自分”を表現できるようにしたのがこのプリ機だ。
落書きのスタンプにも、ハングルや日本語と韓国語を混ぜたカワイイフレーズが登場。韓国カルチャーが好きな人も、まだ挑戦したことがない人も手軽に韓国スタイルになれる『97%』は、6月から順次設置開始。バリエーション豊富な『プリトレカ』や『プリインス』で、リピーターになる人も続出しそうだ。
■フルヤトモコ
1999年生まれの大学生。韓国のカルチャーと洋楽、本、映画など。
東京藝術大学 音楽環境創造科在籍。