自宅学習にオススメ 3歳から学べる端末不要のプログラミング教材『ブロックでまなべる!はじめてのプログラミング プレプロ』

ハマりすぎ注意⁉ ゲーム性の高い学習教材は親子で夢中になれる

 『ブロックでまなべる!はじめてのプログラミング プレプロ』には、ゲームを通じてプログラミング的思考力を養える教材も入っている。「だいぼうけん!おたからアイランドすごろく」は、5つのお宝を最短で集められる道筋を考えて、順番通りにいちばん早く手に入れた人が勝ちというゲーム。ゲームの途中で王様から届く手紙によっては、行く手を阻むモンスターの位置が変わったり探すお宝の種類が変わったりするため、最後まで誰が勝つかわからないのがおもしろい。

 大人が真剣に取り組んでも負けることがあるため、子どもの勝負に真剣に向き合えるのも魅力。1日10戦以上対戦を求められた筆者は翌日腰痛に悩まされたので、適度に休憩を取りつつ遊ぶか、テーブルと椅子を使ってプレイするのがおすすめだ。

協力プレイなら「ロボットたんけんたいゲーム」

 「ロボットたんけんたいゲーム」では、順位や勝ち負けが決まる「だいぼうけん!おたからアイランドすごろく」とは違い、親子で協力プレイが楽しめる。このゲームは、プレイヤーが持っているコマンドカードを使ってロボットを操作し、制限時間内にカギを取ったうえで秘宝を手に入れるのが特徴だ。

 盤面上ではルーレットによってエネミーが変則的に動くので、カードの出し方を相談しながらうまく並べる必要がある。コマンドカードの通りにロボットを動かすので、疑似的なプログラミング体験を遊びながら身に付けられるのが良いところだ。ただし、ルールを覚えたりカードの並べ方のコツを理解したりするのがやや難しいので注意が必要。年齢によってはうまく遊べない場合があるので、大人の適切なサポートが求められる。

 ご紹介したように、『ブロックでまなべる!はじめてのプログラミング プレプロ』では、ブロックの組み立てやすごろくといった遊びを通してプログラミング的思考力の育成を図る教材だ。年齢によって必要なサポートは異なるが、親子のコミュニケーションを深めつつ子どもの能力を高められる魅力的な教材となっているので、この機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

■横井(合同会社スイフィット)
WEBライター。「文章の力で行動のきっかけを与えたい」をモットーに文章を執筆。小学生と幼稚園児の子どもを持つ父でもあり、最近は遊びと仕事が混同してきている。

関連記事