YouTuberヒカルが語る『パワプロ』愛と“影響力”の使い方 「自分が本当にいいと思うものしか宣伝しない」
自分が本当にいいと思うものしか宣伝しない
――コロナ禍以降、芸能人YouTuberが多く参入したり、コラボや外ロケが状況的に制限されたりと、大きく変化してきました。あらためて、ヒカルさんはこの状況をどう捉え、どんな気持ちでYouTubeでの活動に取り組んでいるのでしょうか。
ヒカル：芸能界からスキルを持った人たちがYouTubeに参入してきて、「既存のYouTuberたちはしんどいだろう」と言われるんですけど、大事なのは、そのなかで変わらず全力になれるか、というところだと思うんですよ。僕は6年くらいYouTubeをやってきて、状況がどんどん変化していても、ほとんど変わらない生活をしているし、そこにかける時間はまったく減っていなくて。みんな、上に行けば行くほど時間をかけなくなって、どうしても手を抜いちゃうんですよ。僕はそこは絶対に変わらず、来年も再来年も、YouTubeに対して時間と熱量をかけていく、ということですね。
――多忙を極めるなかで、今回のようなミーティングにも自分で参加していることも、その一貫ですね。
ヒカル：そうですね。結果を出したいんですよ。いわゆる「企業案件」って、実は結果が出ない人が多くて。僕も昔はやっていたんですけど、なんとなく事務所に勧められて、お金がもらえるから……という受け方をしても、結局、目先の利益だけで、それ以上の意味が何もない。僕は影響力がついてきてからは、自分が本当にいいと思うものしか宣伝しないようになったし、そっちの方がやりがいがあるなって。
嫌われることも、批判されることも日常茶飯事で、まったく怖くないので、できることはなんでもやって、『パワプロアプリ』でも「ダウンロード数と定着率」という数字でしっかり結果を出したいですね。
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