ミニLED実装の12.9インチiPad Pro、2021年第1四半期に発表か? iPhone 13はProMotionディスプレイを実装

M1展開、純正モデムチップ、etc...…

 Apple製品ニュース専門メディア『Macworld』は28日、2021年のAppleに期待できることをまとめた記事を公開した。同記事では、iPhoneとiPad以外のApple製品についても言及されている。

 来年Appleに期待できることの筆頭は、Apple純正チップM1を搭載した製品の展開だ。具体的には既報の通り、MacBook Proのアップグレード版とエントリーレベルのiMac、そしてハイエンドのiMacに搭載される見込みだ。

 つぎに期待できるのは、スマホ専用のチップであるモデムチップをAppleが独自に開発することだ。2019年、Appleは大手チップメーカーIntelのモデムチップ事業を買収した。この買収により、Apple純正モデムチップ開発への道が開かれた。この開発案件に関しては不明な点が多いが、M1チップを開発したことから考えて、モデムチップも自社開発している可能性が高い。2021年に同社製モデムチップ搭載製品が発表される可能性は低いが、何かしらの開発進捗が明らかになるだろう。

 以上の2つの話題に比べるとあまり期待できないことではあるが、まだ収束の出口が見えないコロナ禍に対するAppleの対応も挙げられる。例えば、オンライン会議を意識したFaceTimeの機能強化はあり得なくもない。あるいはワークアウトサービス「Fitness+」に類するものとして、(瞑想のような)メンタルヘルスにフォーカスした新サービスの登場があるかも知れない。

 そのほかには、次期Apple TVも期待できる。同テレビに関しては、ゲーム関連の新機能やリモコンの再設計の噂がある。以前から発表の噂が絶えないApple製忘れ物タグ「AirTag」も忘れてはならない。このタグには、ゲームコントローラーとしても使えるという魅力的な特許の存在が報告されている。

 以上をまとめると、2021年もApple製品の堅実な進化が期待できるだろう。

トップ画像出典:Apple公式サイトのiPad Pro概要ページより画像を抜粋

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi

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