iPhone 12は宇宙時代のデバイスに? 新たな“機能”から推測
Appleが開発を進めているとされる新モデル iPhone 12に、レーザーを用いて画像検出や測距を行なうLiDARスキャナーが搭載され、高度なAR機能にも対応する可能性があることが分かった。
真のゲームチェンジャー、iPhone最大のアップグレードに?
『Forbes』は「2020 iPhone最大のアップグレード。Appleが過去数年で最も過激なiPhoneを露わにした」と報じている(参考:https://www.forbes.com/sites/gordonkelly/2020/04/01/apple-2020-iphone-12-lidar-design-camera-update-new-iphone-11-pro-max-upgrade/#2af541d51521)。
電子機器の修理に詳しい『iFixit』が、Appleの新型iPad Proを分解すると、驚くべき新しいLiDARスキャナーが明らかになった。
LiDARスキャナーは、VCSELトランスミッターと受信センサーで構成され、2つのレンズがあるモジュールが確認された。トランスミッターはFace IDと少し似ており、センサーが赤外線ドットを放つ。そのモジュール設計が、AppleのiPhone 12計画へ使用される可能性があるという。
YouTuberのFilip Koroy氏が、そのLiDARスキャナーをiPhone 12に完璧にフィットさせる方法を検証した。その結果、まるで宇宙時代のようなデバイスが姿を現したという。
Koroy氏は、LiDARモジュールをレンダリングしてスケーリングし、iPhone 11 Proハードウェアにマッピング。Appleは、iPhone 11 ProとPro Maxのカメラハードウェアに劇的な変更を加えないことを示唆している。しかし、iPhone XSとXS Maxから大幅な品質の向上があったことを考えると、それは驚くべきことではない。
LiDARスキャナーは、ライバルメーカーに対する差別化要因で、真のゲームチェンジャーになりそうだ。